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アスディバインディオスをクリアした感想【神の苦労を知れる物語】

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内容の説明
◆◇神の冒険、開幕!◇◆
幾多の精霊神が作りし、数多の世界──その中のひとつ、最も生命に溢れた幻想世界・アスディバインに「異変」が起きる。蔓延してゆく「ケガレ」。暗躍する黒服の男と謎の精霊。魔力のほとんどを失った精霊神・イザヨイは、麗しくも頼もしい精霊たちとともに、彼の愛した世界を守れるか? 超神級ファンタジーRPG、堂々の開幕!

©2015-2019 KEMCO/EXE-CREATE

ギャルゲー寄りなRPGと敬遠するのは早計かも

イケメンで万能な主人公に、テンプレ要素を抑えた異なるタイプのヒロインが3人。

タイトル画面を一目しても、何だかギャルゲー色が強そうという印象を持たれるかもしれない。実際、かく言う私もそうした偏見をぬぐい切れないままゲームを始めた一人である。

しかし、プレイを進める中で、生き物が当たり前のようにもつ負の感情から生まれるケガレをテーマに掲げ、そこから大きく物語が動き出していく展開は、リアルでも考えさせれる内容となっていて、いつしかその世界観と物語にどっぷりとはまっていた。

世界を作り出し統治者でもある精霊神の主人公とそれに仕える大精霊のヒロインたちも決して完全な存在ではなく、それが物語の根幹に関わってもいるなど、設定やその配役に関してもよく作りこまれている印象を受けた。

物語では、人間と完全に距離をおく主人公に、騒がしさと賑やかさを併せ持つヒロインたち。そして、神を憎み世界を亡ぼそうとする敵に、模範的な勇者を地で行く好青年の傭兵など、主軸にして歯車ともなるキャラクターたちが加速度的に話を盛り上げてくれ、最後までJRPGらしい展開を楽しませてくれた。

育成を始めとしたやりこみ要素とマルチエンディング形式

本作は、以前にレビューしたドラゴンシンカーを手掛けたヒットポイントが開発していることもあり育成面がとても充実していた。

ちょっと挙げてみるだけでも、レベリングのしやすい設計にそれらを助ける豊富なアイテム。武器の強化に付与効果の付け替え。自然な形で貯めやすい福引券で得られる魅力的なアイテムの数々。エンカウントの調整アイテムに、経験値を多くもつモンスターの出現率を上げる装備品などなど。

キャラクターの育成要素を始めとし、モンスターや福引券で得られるレアアイテムや武器の収集要素に加えて、物語の結末ではヒロインたちとのマルチエンディングまで用意されは、まさに至れり尽くせりと言える。

一方で、主人公とヒロイン3人によるメンバーで固定されており、パーティー構成においてプレイヤーが介入できる点が皆無という点は好みが分かれそうだ。

個人的にはそのぶん、主人公とヒロインたちの物語の深堀りに繋がっていたとも感じられ、そこに関わりの薄いメンバーを起用する気持ちは沸かなかったとも思い、古くも思える印象は拭えないが、意義と固定にこだわった分の魅力も感じられた。

飽きない戦闘シーンを支えるもの

サイドビューによる戦闘シーンでは、主人公やヒロインたちがそれぞれの個性を生かしたアクションを見せてくれ、可愛らしいキャラクターも相まって、見ているだけで楽しい気持ちになれた。

細やかな動きによるアクションとともにBGMも気分が上がるような曲が用意されており、ボス戦、ラスボス専用曲などはじっくりと聴いていたいと思えるほど良かった。

ゲームを盛り上げる音ということでもう一つ語れば、本作ではメインキャラクターのみではあるが声優が起用されており、戦闘シーンのみと限定的ながら、やはりプロによる演技は盛り上げてくれる。

そして戦闘における戦略的な面でも、各自、武器と魔法のスキルラインに加えて、任意の2人による組み合わせ技であるユニゾンシステムはそれなりの種類を用意しながら迫力ある演出ともなっており、そこに付与する様々な効果を色々と試していく楽しさにも繋がっていた。

プレイして感じたこと

良かった点

・個性豊かな3人のヒロインによる会話劇がテンポよく明るい雰囲気づくりに一役買っていた

・物語の敵役や勇者の存在が王道的で感情移入しやすかった

・往年のアニメファンに嬉しい緑川ボイスが聴ける

・メインではない精霊にも魅力や個性が溢れている

・やりこみ要素が多くキャラクターの育成をとことん楽しめる

・戦闘BGMを始めとした耳に残る音楽が多い

・登場人物たちの台詞や心の声が愉快な気持ちにさせられる

・主人公が神であっても完全無欠と描かれていないぶん親しみを持てる

・ヒロインに焦点を当てたものを含めたマルチエンディングがある

気になった点

・主人公以外のパーティーメンバーが女子だけ(固定)なのでギャルゲーという誤解を受けそう

・育成が簡単にできるゲーム設計なのでヌルゲー化しやすい側面がある

・せっかく声優を起用するのなら重要なイベントシーンぐらいは喋ってほしかった(戦闘シーンでの短いセリフのみ)

・武器だけでなく防具も鍛えたかった

【総評】

神と人を中心に描く作品になると、多くは人間をメインにおくものが多い中で本作は神が主人公である。人からすれば超越した存在をプレイヤーが感情移入できるように落とし込んだ設定と物語は素晴らしかった。

また、ゲーム設計においてもRPGというジャンルに初めて触れる人の目線で作られており、それなりに遊んできた者としてはそれが新鮮であり、作り手の心配りに感銘を受けもした。

そのため決して高難易度ではないが、じっくり自分のペースで楽しむことが出来るので、大作ばかり遊んで気楽に遊べるゲームをお探しの方などに是非プレイしてもらいたい1本である。

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