期間限定の和風フランス!神戸屋「宇治抹茶練乳フランス」を実食レビュー

スーパーのパンコーナーで根強い人気を誇る、神戸屋のソフトフランスシリーズ。端切れの良い香ばしいソフトフランス生地に、様々なクリームをサンドした人気シリーズですが、今回は初夏にぴったりの期間限定フレーバーを見つけてきました。
それがこちらの【宇治抹茶練乳フランス】です。
パッケージには「ほろにが抹茶、とろあま練乳」という、いかにもお互いの個性がぶつかり合いそうな魅力的なキャッチコピーが躍っています。和風スイーツパンの王道とも言えるこの組み合わせ、一体どのような仕上がりになっているのでしょうか?今回もおっさんレビュアーの視点から、忖度なしのガチ評価で詳しくレビューしていきます!

ほろにが抹茶、とろあま練乳。期間限定


お馴染みの「宇治抹茶ラテフランス」との違いはどこにある?



ディープな菓子パンファンなら、このパッケージを見てピンときた方もいるかもしれません。実は過去にも、同シリーズから「宇治抹茶ラテフランス」という非常によく似たフレーバーが発売されていました。
今回の「宇治抹茶練乳フランス」の袋を開けて中身をそっと覗いてみると、緑色の抹茶クリームに覆いかぶさるように、白い練乳クリームが綺麗にトッピングされています。
過去の「ラテフランス」が抹茶×ホイップクリームという構成だったのに対し、今回はホイップではなく「練乳クリーム」を採用している点が大きな違いであり、リニューアルのポイントのようです。とはいえ、随分と前の商品なので今となっては厳密な味の比較はできませんが、今回はあくまで「今作のクオリティ」に焦点を当てて味わいを検証していきたいと思います。
想像以上の「練乳感」!主役を喰うほどの濃厚な甘み
さっそく大きく一口、ガブッと噛みついてみます。
「お、これは思っていた以上に練乳が強い……!」
これが最初の正直な感想です。口に入れた瞬間にまず飛び込んでくるのは、練乳クリームの「とろあま」な濃厚な甘みとコク。宇治抹茶の風味も確かに存在しているのですが、練乳のパワーが圧倒的で、抹茶特有の深い苦味や渋みはやや後ろに隠れてしまっている印象を受けます。
そのため、「本格的な宇治抹茶のほろ苦さをメインに堪能したい!」と思って購入した抹茶オタクな方からすると、少しパンチ不足というか、残念に感じられてしまうかもしれません。
しかし、おっさん的にミルク系の甘いクリームは大好物なので、この濃厚なミルク感はむしろ大歓迎! 抹茶の香りがふんわりと漂う上質なミルクフランスを食べているような感覚で、そこまで気になることもなく、最後までめちゃくちゃ美味しくペロリと完食することができました。
パッケージのイメージと実際のバランスについての考察
美味しくいただけたのは事実ですが、レビューとして少し冷静に考察してみます。
パッケージの和風でシックなデザインや、「宇治抹茶」という文字の力強さ、そしてイメージイラストの鮮やかな緑色を見ると、購入する側としてはどうしても「抹茶感が前面に出たほろ苦い味」を期待してしまいますよね。
その期待値に対して、実際の味の比重は「抹茶 3:練乳 7」くらいに感じられるため、商品としてのバランスを考えるならば、「もう少しだけ抹茶の風味や苦味を強く出しても良かったのでは?」というのが、一消費者の本音としての意見です。
甘党&ミルククリーム好きなら大満足間違いなしの期間限定パン
神戸屋の【宇治抹茶練乳フランス】を総評すると、「宇治抹茶の上品な香りをベースに敷きつつも、とろりとした練乳クリームの濃厚な甘みをガッツリと楽しめる、甘党さん・ミルククリーム好きに捧げたい和風ソフトフランス」です。