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ほうじ茶を使ったおモチアイス!
和と洋の融合をスイーツで表現してくれる井村屋のもちスイーツ。
前回はホワイト生チョコレートもちをレビューし、その美味しさと出来の素晴らしさに舌鼓を打った。
今回はほうじ茶をメインにしたもので、以前のもちアイスに比べても和の要素が強くなっている印象。
ほうじ茶の存在がとにかく凄い!
カップのふたにもほうじ茶をイメージさせる色合いが採用。
期待を寄せながら蓋を開けると、前面にほうじ茶パウダーがまぶされており、お餅さえ隠れてしまっている。
蓋の裏にもほうじ茶パウダーが張り付くほどの量。
それだけにアイスと分かっていながらも、ほうじ茶の香りが本物を感じさせてくれる。
中をよく見ようとカップから出して半分にカット。
上層部にはほうじ茶、お餅、チョコレート。その下にたっぷりのマスカルポーネアイスとソース。
凄いのはアイスやソースにもほうじ茶が使われていること。
ほうじ茶尽くしと言ってよい今回のもちスイーツ。
食べてみると、お餅にせよチョコにせよ、ほうじ茶の風味が口の中で広がり、上品な味わいが楽しめるようになっている。
ティラミスを表現しているアイスやソースにおいても、それぞれの特徴を活かしながらほうじ茶が口当たりを爽やかにしてくれ、濃厚なアイスにも関わらず、甘ったるい後味を残さない点も素晴らしい。
お餅も相変わらずのもちもち度をキープしており言う事なし。
食べ終えみれば、すっかりほうじ茶尽くしの接待に満足しきっていた自分がいた。
抹茶とはまた違った落ち着いた味わいのほうじ茶がうまくスイーツと調和。井村屋のお見事なお仕事がまたも炸裂したという印象だ。