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さばを70%も配合したタイ伝統のお菓子を購入!
今回は、行きつけのスーパーで一目した瞬間からくぎ付けとなったサバチをレビュー。
なんでも1000年も前にタイ南部にあったランスカスカ王国の時代よりあったとされる、タイにおいて伝統的なお菓子というから驚きである。
そんな伝統的なさばのお菓子が日本で食べられることに感謝しながら味わっていきたい。
タイで1000年愛されている伝統の味!
おどろきのさば70%配合、だからさばの味が濃い!
6つの素材のみで作ったほんのり塩味チップス!
さばをそのまま味わえるチップス!
封を開けた瞬間、むわっと、さばの香りが飛び出てきた。
さばの苦手な人ならこの時点であわてて閉めるだろうというぐらいのインパクトである。
よくあるポテトチップスとは程遠いビジュアルと強烈な香りが、カジュアルとは対極的な伝統菓子であること主張しているようだ。
で、食べてみての感想であるが…
さばの味が濃厚!!
口に含んで飲みこむまでは当たり前で、しばらく口の中でもさばの匂いと味が残滓のようにあり続けるという、まさにさば尽くしが味わえる。
ほんのり塩味もあり、砂糖を加えていることからわずかな甘さもあるので、お菓子としての体裁は整えている。
それでも、さばの味が9割を占めているので、さばへの愛情が必要とされることは伝えておきたい。
チップス自体は基本、お年寄りや小さな子供出たられる柔らかい食感となっている。ただ製造段階でムラが出来てしまうのか、たまにガリっとした歯応えのあるものもあり、その辺りも伝統性を重んじるゆえの融通の利かなさかと、妙に納得したり。
ともかく、美味しさよりも自然な味わいを大事にし、栄養価やそれを効率よくお菓子として食べられる点がこのサバチの最上と言える点だと思う。
癖があることは間違いないので、むやみにお勧めは出来ないが、興味を持たれた方やさばを好まれる人には、一度はお試し頂きたい一品である。
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