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お肉なしでも旨い?日本ハム「ナチュミート餃子」を焼いて分かったメリットと盲点

投稿日:2023年3月27日 更新日:

次世代のヘルシー冷凍食品!日本ハム「ナチュミート餃子」を実食レビュー

日本の冷凍食品コーナーにおいて、最も激しいシェア争いが繰り広げられているジャンルといえば、間違いなく「冷凍餃子」です。各メーカーがこぞってジューシーさや羽根の美しさを競い合う中、大手・日本ハム(ニッハム)が植物由来の原材料にこだわったブランド「ナチュミート(NATUMEAT)」から、一風変わった新勢力を投入してきました。

それが今回ご紹介する【ナチュミート餃子】です。

最大の特徴は、豚肉などの食肉の代わりに「大豆ミート(植物性たん白)」を使用している点。健康志向の高まりとともに大豆ミート製品は増えていますが、「果たしてあの餃子特有のジューシーさや満足感を、お肉なしでどこまで再現できているのか?」は非常に気になるところです。

今回は、普段からジャンクなスーパー惣菜も愛するおっさんレビュアーの視点から、忖度なしの完全本音で詳しくレビューしていきます!

大豆粉を練り込んだ皮と、ふんだんな野菜・XO醤の構成

まずは調理の前に、パッケージ裏面の原材料名を確認して、このヘルシー餃子がどのような素材で構成されているのかをチェックしてみましょう。

  • 【原材料名】 皮(小麦粉(国内製造)、大豆粉、食塩、乳化油脂)、野菜(キャベツ、にら、にんにく、しょうが、ねぎ)、植物油、粒状植物性たん白、しょう油、卵白末、香味食用油、でん粉、ソテーオニオン、食物繊維、野菜スープ、砂糖、食塩、酵母エキス、粉末状植物性たん白、香辛料、脱脂粉乳、XO醤/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆を含む)

原材料を見て驚いたのは、具(あん)だけでなく、なんと「皮」にまで大豆粉が練り込まれている点です。徹底したこだわりを感じますね。

具材にはキャベツ、にら、にんにく、しょうが、ねぎといった餃子の王道野菜がしっかりと並び、お肉の代わりとして「粒状植物性たん白」が使用されています。さらに、コクや旨味を補うために「野菜スープ」や「ソテーオニオン」、そして贅沢にも「XO醤(エックスオージャン)」まで隠し味に使われており、味付けへの並々ならぬ工夫が窺えます。

水70CCで蒸し焼きに!フライパンで仕上げる王道の調理手順

パッケージを開けると、中には12個の餃子が綺麗に並んでいました。1個あたりのサイズはやや小ぶりな印象で、これなら小さなお子様でもペロリといけそうな、おやつやサイドメニューにも丁度いいボリューム感です。

それでは、さっそくフライパンを使って調理を開始していきましょう!

  1. フライパンに適量の油を引き、凍ったままの餃子を丁寧に並べていく。

  2. 火をつけてフライパンを温め、用意した水70CCを回し入れる。

  3. すぐに蓋をして中火にし、水分が完全に形をなくすまでしっかりと蒸し焼きにする。

  4. 水気がなくなったら蓋を取り、弱火に落として皮の底面に綺麗な焼き目をつけていく。

自分の好みの黄金色の焼き目がついたら、お皿にひっくり返して完成です! 焼き上げている最中から、にんにくや生姜の香ばしい香りが立ち上り、見た目も香りも普通の冷凍餃子と何ら遜色がありません。

ほんのり香る大豆の風味、ヘルシー系としての実力は?

出来立て熱々のナチュミート餃子を、さっそく箸で割って中身を確かめてみましょう。

半分に割ってみた「中身のビジュアル」がこちら。見た感じでは、お肉を使った一般的な冷凍餃子とそれほど大きな違いは見られず、野菜と大豆ミートがぎっしり詰まっています。

タレをつけて、大きめの一口をがぶりと味わってみます。

「おっ、なるほど……! うまく作られているな。これなら十分に『餃子』として楽しめるぞ!」

実際に食べてみた率直な感想として、味のクオリティは非常に高くまとまっています。食べている最中に、鼻から抜ける香りに「ほんのり大豆の風味」が優しく漂うくらいで、大豆特有のクセや生臭さのようなものは一切なく、大きな違和感を覚えることなく美味しく食べ進めることができます。にんにくやニラのパンチ、XO醤のコクが効いているおかげで、物足りなさは上手くカバーされています。

ただし、やはり豚肉などの動物性脂を使っていないため、溢れるような「ジューシーさ(肉汁感)」という点においては、どうしても一歩引けを取ってしまうのは事実です。

とはいえ、昨今の冷凍食品市場では、あえて油っぽさを抑えた「野菜餃子」などのヘルシー系が女性や健康を気にする層を中心に定着しています。そういった意味では、この大豆ミートによるヘルシーな餃子が世間に受け入れられる土壌は、すでに十分に出来上がっていると言えるでしょう。

完成度は高いが、群雄割拠の冷凍餃子界で生き残れるかが勝負

日本ハムの【ナチュミート餃子】を総評すると、「皮から具材まで大豆の恵みを活かし、違和感のない王道の美味しさに仕上げた、健康志向派に嬉しいハイクオリティな次世代ヘルシー冷凍餃子」です。

大豆ミート製品としては文句なしにトップクラスの出来栄えですし、夜遅くに食べても罪悪感が少ないというのは現代のニーズにガチッとハマっています。

しかし、おっさんレビュアーとして一歩引いた視点から見ると、「世界からも絶賛される日本の化け物級の冷凍餃子(味の素や大阪王将など)がひしめく超激戦区の中で、この先も定番として生き残れるか」と言われれば、それはまた全く別の厳しい話になってくるのかな、というのが正直なところです。肉汁のパンチを求める層には響きにくいため、いかに「ヘルシーさ」という独自の付加価値でファンを掴み続けられるかが鍵になりそうです。

-冷凍食品, 購入レビュー

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