あじ南蛮という「家庭料理の難関」

美味しいのは分かっているけれど、いざ家で作るとなると腰が重くなるメニューってありますよね。私にとって、その筆頭が「あじ南蛮」です。
そもそも、南蛮漬けにするための良いアジを確保するのが難しいですし、揚げて、タレに漬け込んで……という工程を考えると、どうしても「スーパーの総菜」や「外食」で済ませてしまいがちです。
そんな時、スーパーの冷凍食品コーナーで発見したのが、マルハニチロの「あじ南蛮」
「ついにあじ南蛮まで冷凍で食べられる時代が来たか」という期待と、「魚の冷凍食品って、独特の臭みがあったりしないか?」という一抹の不安。この両方を抱えながら、さっそく試してみることにしました。

ふっくらした天然あじを唐揚げにして、甘酢だれをかけました。おべんとうや食卓の1品にもぴったりなごはんによく合う魚のおかずです。
パッケージ確認:お弁当にも嬉しい「ちょうどいい」サイズ感

袋を開けてみると、中には一口サイズのあじが6切れ入っていました。 大人ならまさにパクっと一口。子供なら二口くらいで楽しめる、絶妙なサイズ感です。
この「6切れ」という入り数が、実はかなり使い勝手が良い。夕飯のメインに据えるには少し控えめですが、あと一品欲しい時の「ちょこっとおかず」や、お弁当の隙間を埋めるエース級の具材として、これ以上ない適量と言えます。
解凍前の見た目は非常にシンプルですが、これがレンジを経てどのような変貌を遂げるのか。期待を込めて調理開始です。
いざ解凍:野菜の不在を補って余りある「本場感

電子レンジで指定の時間加熱すると、食欲をそそる甘酢の香りが立ち上ってきました。 解凍後の姿は、まさに皆さんが想像する「あじ南蛮」そのもの。
強いて言えば、南蛮漬けに欠かせない玉ねぎや人参といった野菜が添えられていないのは少し寂しい気もしますが、そこまで求めてしまうのは冷凍食品に対して「酷」というものでしょう。むしろ、余計なものを削ぎ落として「あじ本体」に全力を注いでいる姿勢に、メーカーの自信を感じます。
実食レビュー:冷凍の概念を覆す「鮮度」と「バランス」

期待半分、不安半分で、恐る恐る一口食べてみました。
「!!」
……驚きました。しっかりとした、あじ南蛮の味がするんです(洒落じゃありませんよ!)。
まず評価したいのは、その「あじ」自体のクオリティです。 冷凍の魚料理にありがちな「ドリップ臭さ」や「パサつき」が一切ありません。噛みしめると、あじ本来の旨味と、良い素材を使っていることが伝わってくる豊かな香りが広がります。
次に「タレ(甘酢)」の加減。 酸味は子供でも無理なく食べられる程度にマイルドに抑えられていつつ、後味にピリッとした微かな刺激が追いかけてきます。この絶妙なバランスが、大人も納得の深い味わいを作り出しています。
「レンジでチンするだけで、これほど鮮度を感じるあじ南蛮が食べられるのか」と、一人で感心してしまいました。
活用提案:ご飯のお供、そして最強のおつまみへ
このあじ南蛮、楽しみ方は一つではありません。
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白ごはんのパートナーとして: 甘酢の味がしっかりしているので、ご飯がこれでもかと進みます。まさに「白飯泥棒」です。
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お弁当の主役として: 冷めても味がボヤけにくいので、朝の忙しい時間にレンジで作るお弁当のおかずとして最強です。
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晩酌のお供として: お酒を嗜まれる方なら、ビールや焼酎の「良いおつまみ」になるはず。このピリ辛感が、お酒をさらに美味しくしてくれます。
個人的には、いつ訪れるか分からない「あじ南蛮食べたい欲」を瞬時に満たすために、常に冷凍庫に1〜2袋はストックしておきたい。そう思わせてくれる一品でした。
結論:マルハニチロの「底力」を見た!
マルハニチロの「あじ南蛮」。 お手軽さを考慮すれば、そのクオリティは極めて高いと言えます。自分で作る手間を考えれば、この価格でこの味が手に入るのは、もはや「正解」と言っても過言ではありません。
魚料理を食卓に並べるのが億劫な日、あるいは「今日は美味しいあじ南蛮で一杯やりたいな」という夜に、ぜひ手に取ってみてください。きっとあなたの冷凍食品に対する評価が、また一つ上書きされること間違いなしですよ。
「冷凍食品は、ここまで来ている」。そんな力強いメッセージを感じる実食レビューとなりました。次はどの魚料理が私の胃袋を驚かせてくれるのか。スーパーの冷凍コーナーから、目が離せませんね!
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