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かつて、ここまでシンプルなパッケージあっただろうか…
パッケージと言えば、その商品の顔であり、手に取ってもらうための魅力を伝える役割だと思っている。
しかし、和歌山産業の杏仁豆腐のパッケージを見てほしい。
もはやシンプルという表現にさえ当てはまらない、素っ気ないにもほどがあるパッケージである。
ここまで文字情報だけの羅列は、新聞でもないぞ(苦笑)
ひっくり返してみると、大きな文字で、
アジアンスイーツ杏仁豆腐
白と黒だけの色使いは、まるでお葬式…
とても甘いスイーツが食べられる雰囲気は感じない(苦笑)
シンプルイズベストとは言うが…
パッケージや作りは簡素だが、杏仁豆腐としては素晴らしいと言わせてほしい。
…しかし、本商品に限って言わせてもらえば、そうではなかった。
まず、簡素パッケージでもあった蓋が、めちゃくちゃ固く、大の男が全力で剥がす格好となった(苦笑)
あの固さが通常なら、子供やお年寄りではちょっと剥がせないだろうし、優しくない設計だ。
それでも最後の頼みの綱として、杏仁豆腐が美味しければよかったのだが、これまで食べてきた市販の杏仁豆腐の中でも、プルン感がなく、全体的な味わいも薄かった。
見た目の印象通り、最後までツンツンした杏仁豆腐で、デレっとする部分が皆無だった。
それに釣られるように、こちらも終始、渋顔で食べる事になった(苦笑)
やっぱりスイーツは、笑顔にさせてほしいな。