美味しい照り焼きチキンが食べられるという素を購入してみた
今回は、ハウス食品より発売の【三ツ星食感 皮目パリパリ照焼きチキン】を購入。
【照焼きソースの素】砂糖、食塩、顆粒でんぷん、粉末しょう油、デキストリン、オニオンパウダー、酒粕粉末、ガーリックパウダー、香辛料、たん白加水分解物、しょう油加工品、植物油脂、ローストガーリックパウダー/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤、炭酸Ca、酸味料、香料、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)、【パリパリさせる粉】でんぷん、デキストリン、でんぷん加工品、食塩、食物繊維(還元難消化性デキストリン)、米粉、香辛料/トレハロース、加工デンプン、カラメル色素、キサンタンガム、カラギーナン、香料
結構、手間がかかるのだが…
鶏肉は、カットする手間を省きたっかたので予め適当に切っているものを用意。
パッケージには、皮をパリパリに仕上げるという粉と照り焼き風のソースの素が、それぞれ1袋ずつ入っている。
では、ここらかは下準備を行っていく。
まずは、ソース作り。ソースの素(粉末)と水150㏄を用意。
それをしっかりとかき混ぜていく。
まだ途中の段階ではあるが、しっかり混ぜた後にも変わらず水っぽく、とろみなどは一切ない。
次は、鶏肉の皮部分に粉を均一にまぶしていく。
これで下準備は完了。
熱したフライパンに川が下になるように並べていく。
蓋をして蒸し焼きの状態にし、ここから約8分ほど焼いていく。
次に、皮の部分が飴色になってきたら、一度火を止めて、今度は鶏肉をひっくり返す。
そこに先程作ったソースを加える。ここから再び火をかけて約6分ほど煮詰めていく。
ソースの減り具合(多少なりにとろみがつくのを見計らい)で判断して火を止めれば完成。
手間暇をかけてみた結果がこれか…
出来上がりがこちら。
さて、下準備から結構な時間を要したわけだが、当然、それに見合ったものを期待してしまう。
しかし、率直に結論から述べさえせてもらうと、あまり美味しくなかった。普段、自分でパパっと作っている方が断然よかった。
まず、ソースがいくらに詰めてもシャバシャバしており、鶏肉に絡みつくようなことはなかった。まるでカレーのルーのような僅かばかりのとろみ。これはソースではなく汁といった方が正しいだろう。
それでもソースの味が美味しければまだよかったのだが、甘さだけが最後まで口に残る感じで、醤油の香ばしさなど皆無。ただただ甘ったるい汁をつけて食べている感覚だった。
皮に関しては、自前で小麦粉なり片栗粉でもパリパリ間は簡単に作れるので特筆すべきところはない。
また、出来上がりまでに必要とする時間が異様に長く、これを作っている間に他の料理が冷めてしまう可能性は否めない。いま、時短料理が持て囃されている中で、ここまで悠長に鶏を焼くのは、無駄な手間に思えてしまう。
そう感じてしまうのも、出来上がったものへの不満がそうさせているところもある。ようは結果よければすべてよしにならないのが、最も残念なところだ。
とにかく、自分には合わなかった。二度とこれを見かけても購入することはないだろう。