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弟子育成が楽しい!アサクリ ブラザーフッドの魅力を語る

投稿日:2019年1月8日 更新日:

アサシンとしての覚悟と絆が問われる、壮絶な続編

現在、私がどっぷりとハマっているゲームシリーズの一つに、アサシンクリードシリーズがあります。過去作の『アサシンクリード1』『アサシンクリード2』をプレイしてきた中で、その壮大なストーリーと、シリーズを重ねるごとに着実に進化していくゲームシステムに心を奪われてきました。

そして、今回プレイしたのが、その『2』の正統続編ともいえる**『アサシンクリード ブラザーフッド』**です。本作はナンバリングではないものの、内容的には完全に『2』の続編にあたる位置づけであり、前作で描かれなかったストーリーの続きをしっかりと体験することができます。

前作以上のボリュームと進化したゲームシステム

まず驚かされたのは、そのボリュームと密度の濃さ。ナンバリングタイトルではない“外伝”のような立場でありながら、その完成度は本編と肩を並べる、いやそれ以上といっても過言ではないクオリティに仕上がっています。

特に注目したいのは、アサシンギルドの運営や弟子たちの育成システム。新たに導入されたこの要素がゲームプレイに奥行きを与え、単なるステルスアクションにとどまらない戦略的な楽しさをもたらしてくれます。また、操作性や戦闘システムもより洗練され、プレイヤーの自由度がさらに高まりました。

ボルジア家との決着――物語は復讐から始まる

物語は、前作『2』から続く因縁――ボルジア家との対立が中心となります。今作では、ロドリゴ・ボルジアに代わって、その野望を受け継ぐ息子チェーザレ・ボルジアが登場。冷酷かつ野心に満ちた彼が、エツィオの前に最大の敵として立ちはだかります。

冒頭から、エツィオにとって大切な存在であり導き手でもあった伯父マリオがチェーザレの手にかかり命を落とすという衝撃的な展開が待ち受けており、プレイヤーの心を一気に物語へと引き込んでくれます。

シリーズを通して描かれてきた“復讐”というテーマが、今作でも核となっており、歴史の闇と美しいルネサンスの光が交錯する壮大な舞台で繰り広げられるドラマは、まさにアサクリならではの魅力です。

仲間との絆がより深く描かれる群像劇

主人公エツィオは、冷静沈着な暗殺者でありながら、元は陽気で人懐っこい性格の持ち主。年齢を重ね、アサシンギルドのマスターとしての責務を背負うことになった今作では、より大人びた雰囲気が増していますが、情に厚く、仲間を信じ抜く人間性は変わっていません。

例えば、前作からの仲間である“狐”(ラ・ヴォルペ)が、一人の仲間を裏切り者と疑った際にも、エツィオは疑われた者を信じて行動するという場面があります。このような描写を通じて、エツィオのリーダーとしての器や人間味が感じられ、物語に深みを与えています。

また、エツィオを慕い、命を懸けてともに戦う仲間たちの存在も、本作の大きな見どころです。彼らと共に戦い、時には導き、時には守ることで、一人の戦士ではなく“集団としてのアサシン”の姿が描かれていくのです。

個性際立つ敵キャラクターたち

忘れてはいけないのが、敵となるボルジア家の面々です。チェーザレはもちろんのこと、妹であるルクレツィア・ボルジアも、プレイヤーの心を揺さぶる強烈な存在感を放っています。

一族の権力欲と陰謀、そして血塗られた支配の手口は、時に目を背けたくなるような残酷さを伴いながらも、プレイヤーの復讐心を刺激してくれます。悪役がしっかりと魅力的に描かれているからこそ、エツィオたちの正義と信念がより際立つ構図になっているのです。

新たな戦闘スタイルがもたらす、かつてない爽快感!

まず強調しておきたいのが、戦闘スタイルの進化です。
これまでシリーズでお馴染みだったカウンターアクションは、今作でさらに滑らかに、かつ強力になっています。そして何より、注目すべきは新システム**「エクスキューションストリーク(キルストリーク)」**の登場。

これは、敵を一人倒したあと、その勢いを維持して次々と敵を連続で仕留めていけるシステムで、操作感も視覚的演出も爽快そのもの。まるでアサシンとしての動きが“芸術”として完成されたかのように感じられ、戦闘がただの作業ではなく、魅せるアクションへと昇華しています。

さらに、前作で好評だった戦闘兵器のバリエーションも増加。驚いたのは、戦車のような兵器まで登場する点。見た目はゴツいのに、操作性が抜群に良く、まるでミニゲームのような面白さがありました。これ単体でスピンオフが出ても遊びたいと思えるレベル!

“リンゴ”の力を自ら操るという新たな体験

シリーズファンにはお馴染みのアイテム、「エデンのリンゴ」。
これまでの作品では、主にストーリー内の伝説や歴史的遺物として描かれていましたが、本作ではなんと、実際にプレイヤーの手でその力を使うシーンが存在します。

敵を一気に圧倒するその異質な力を体験できる場面は、まさにシリーズの世界観をより深く体感するための大きな一歩。言葉では語れない“力”というものが、しっかりとプレイヤーの指先に伝わってくる瞬間でした。

“お弟子さん”とともに戦う、戦術と育成の新境地

本作で導入された新システムの中でも、最もゲーム性を変えたのが「アサシンの弟子」システムです。(個人的には“お弟子さん”と呼びたいですが)

物語の進行に合わせて、ローマの街で困っている市民や反体制派の人物をスカウトし、自らのアサシンギルドへと迎え入れることができます。そして、任務に派遣したり実戦に参加させたりすることで、彼らを一人前のアサシンへと成長させていけるのです。

特に秀逸なのが、戦闘中にボタン一つで弟子を召喚し、敵を排除させる操作。エツィオが片手を軽く上げて合図を出すモーションは、シンプルながら異常にかっこよく、何度でも見たくなる(笑)

このシステムのおかげで、「自分だけのアサシン軍団を育てる」楽しさが加わり、ゲームの奥行きが一気に広がりました。

メインストーリーも感動と怒涛の展開が満載!

ストーリー面もまた、前作以上の完成度。
前作で描かれたボルジア家との因縁にいよいよ決着がつく今作では、エツィオ自身の葛藤や成長がより丁寧に描かれています。

仲間たちに囲まれ、家族を失いながらも志を貫くエツィオの姿は、もはやただのゲームキャラクターではなく、一人の人間として胸を打ちます。

中でも印象的だったのが、クリスティーナとの過去を描いたサイドクエスト。かつての恋人との淡くも切ないエピソードが、エツィオの別の一面を見せてくれます。処刑された家族の墓を訪ねたり、愛する人の幸せを遠くから願ったりする姿は、涙を誘うほどの感情を呼び起こしました。

現代パートと謎に満ちたラスト

アサシンクリードシリーズといえば、現代パートの存在も外せません。
本作でも、現代の主人公デズモンドがしっかり登場し、アクションシーンもさらに増量。未来の物語としてのワクワク感は高まる一方ですが――エンディングは相変わらずの“謎投げっぱなしスタイル”(笑)

毎回モヤモヤしつつも、それすらもこのシリーズの味だと思い始めている自分がいます。次回作『リベレーション』で、どんな展開が待っているのか、すでに手元にあるのでプレイするのが楽しみです。

【まとめ】『ブラザーフッド』は2を超える名作だった!

  • より爽快で直感的な戦闘システム

  • 仲間を育てる育成要素の楽しさ

  • 歴史的背景に根差した重厚なストーリー

  • 心を揺さぶるサイドエピソードの数々

  • 現代パートの進展と謎

これらの要素が見事に融合した今作『アサシンクリード ブラザーフッド』は、アクションゲームとしても、ストーリー重視の作品としても非常に高水準な一本。『2』を楽しめた人なら、間違いなく夢中になれる作品です。

実際にプレイした人の声(一部)

「エツィオの魅力がさらに深まった!まさにシリーズのハイライト」
「弟子システムが楽しすぎて、本編そっちのけで育成してた(笑)」
「ローマの街の再現度が高くて観光してる気分に」
「最後の展開に鳥肌が立った。次回作への期待しかない!」

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