面倒な下拵えよ、さらば。丸美屋「ラーメン用の具」という直球の誘惑

家でインスタントラーメンを作る時、ふと思うことがあります。「……本当は、野菜をたっぷり入れて栄養バランスも整えたい」 しかし、キャベツを切り、にんじんを刻み、コーンを用意する。その下拵えにかかる時間を想像した瞬間、おっさんのやる気は静かに幕を閉じ、結局「具なしの素ラーメン」でお茶を濁してしまうのが常でした。
そんな億劫な気持ちを察したかのように、スーパーの棚で出会ったのが丸美屋の「ラーメン用の具(にぎやか野菜)」です。 「ラーメン用の具」という、一切の飾りを排したストレートすぎる商品名。この時代、これほどまでに用途が明確なネーミングには、清々しいほどの好感さえ覚えます。 「これがあれば、野菜を揃えて切るという工程をすべてスキップできるじゃないか」 いま流行りの時短料理、その究極の形がここにあると確信し、おっさんは迷わずこの一袋を手に取りました。

具材は、キャベツ・コーン・にんじん・きくらげ・わけぎ。カップ麺や袋麺などにピッタリの具材を合わせたラーメン用のふりかけです。


5種類の彩り。ふりかけ状の乾燥野菜たちが秘めるポテンシャル


さっそく、この「にぎやか野菜」の実力を拝見しましょう。 パッケージを開けると、中にはフリーズドライされた野菜たちが所狭しと詰め込まれていました。
具材のラインナップは、キャベツ、コーン、にんじん、きくらげ、わけぎの5種類。 これらすべてをお皿に移してみると、正直なところ乾燥状態ではそれほど美味しそうには見えません。しかし、その彩りの豊かさだけは一目で伝わってきます。 「……ほう。このカサカサした物体が、お湯の魔法でどう化けるのか」 ラーメン以外にも、おみそ汁や中華スープの具材としても重宝しそうなこの汎用性。おっさんの食いしん坊センサーは、その機能美に早くも反応しています。
ラーメン鍋で実践。お湯を潜れば蘇る「野菜感」の魔法

とりあえず、ラーメン鍋に使ってみることにした。


今回は、手軽に「ラーメン鍋」に投入してその真価を確かめることにしました。 せっかくの具材セットですから、おっさんの小さな贅沢として卵も1個落として仕上げることに。
お湯を注ぎ、煮込んでいくうちに、先ほどまでカサカサだった乾燥野菜たちが、本来の形と鮮やかな色味を取り戻していくのが分かります。 「!!……おぉ、一気に野菜感がアップしたぞ」 袋から出した時の印象とは打って変わり、出来上がりは実に見事な「具沢山のラーメン」の装いです。キャベツの緑やにんじんの赤、コーンの黄色がスープに浮き沈みする様子は、おっさんの自炊モチベーションを劇的に向上させてくれました。
正直な実食レビュー。割り切りの先にこそある「使い勝手の真髄」

いよいよ、おっさんの至福の実食タイムです。 実際に食べてみた感想を、忖度なしに述べさせていただきます。
まず、一つひとつの具材のサイズについてですが、決して大きくはありません。 自分で好みの大きさにザク切りした生野菜と比べてしまえば、ボリューム感やシャキシャキとした噛み応えにおいて劣るのは、火を見るよりも明らかです。 「……ふむ。味わいやボリューム感としては、高級カップ麺の具材と同等と言えば伝わるだろうか」
家庭料理や外食レベルの「ゴロゴロ野菜」を期待する人には、正直に申し上げて不向きかもしれません。しかし、「即席ラーメンのあの具材が好きだ」という人にとっては、あれが自宅で好きなだけ、しかも一瞬で追加できるというのは、この上ないメリットと言えるでしょう。 個人的には、コリコリとした食感が楽しい「きくらげ」が非常においしく感じられました。これなら、中華スープをパッと作りたい時にも主役級の活躍をしてくれそうです。
リピート確定!自炊のハードルを下げる「おっさんの救世主」
丸美屋「ラーメン用の具(にぎやか野菜・5種類の具材入り)」
総評としては、圧倒的な「手軽さ」と、インスタントの良さを引き立てる「機能性」を両立させた、非常に使い勝手の良い名脇役でした。
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「野菜は摂りたい、でも包丁は握りたくない」という極限の時短を求める方
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お気に入りの袋麺に、少しだけ彩りと食感をプラスしたい方
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スープや味噌汁の具が寂しい時、パッと振りかけるだけで「にぎやか」にしたい方
こうした方々には、自信を持って「この一袋をストックしておけば、自炊の億劫さが消えるぞ」とお勧めします。 ある程度の割り切りさえできれば、これほどまでに心強い味方は他にありません。おっさんは、次にスーパーを訪れた際、再びあの「きくらげ」の食感に会うべく、そして日々の時短生活をより豊かにするために、複数個をまとめ買いすることを心に誓いました。皆さんも、丸美屋が贈るこの「にぎやか野菜の魔法」を、ぜひ一度その舌で体験してみてくださいね。