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謎のカルト集団が跋扈!
滅びの序章ともいうべきなのか、少しずつ世の中でも変化がみられるようになった。
その中でも、謎のカルト集団が急激に世間をにぎわせているようだ。
ゆかりの話でも、深夜に集結する様子や、カルト教団がらみのビラが街中に貼られているなど、活動が活発化しているようだ。
また、美鶴の話では、影人間化について、これまで病気という形などで、大きく報じられることはなかったが、ここ最近はその数を急激に増やし、その対応に追いつけず、様々な憶測を呼ぶことになっているとの事。
そんな話を聞いた直後、寮を出てみると、たくさんのビラが目に飛び込んできた。
ビラは、建物の壁に貼られるだけでなく、地面にも撒かれており、カルト集団の影響力が、すぐそこまで及んでいることを実感。
まさに、世間が終末思想に駆られている印象を受ける。
突然現れたモナドへの扉!
前回、タルタロスをのぼり、254階まで到達。
それが関係しているのか、待機場所の右奥に、これまでなかった巨大な扉が現れる。
近づいてみると、中に入ることが出来るのを確認。せっかくなので入ることにしてみる。
構造は、タルタロス同様のダンジョンとなっていた。
とりあえず、進むことに。
モナドに出現するシャドウは、これまでタルタロスで登場してきたどのシャドウよりも強く、油断すると全滅さえしかねないほど。
しかし、勝利した時の見返りは、とてつもなくデカい。
どうも直接、物語と関りはなさそうだが、ニュクスとの戦いに向けて、鍛えるにはもってこいの場所となりそうだ。
思えば順平とは…
この日は、突然、順平から話しかけてきて、ついて行くと屋上だった。
話を聞いてみると、特別な話があるという訳でもなく、順平なりに、ここ最近の世間に起こっている変化を気にしているようだった。
その中で、ストレガの話にも及び、愛するチドリを失うきっかけを作った2人には、憤然たる思いを持っている順平は、その決着を強く望んでいる様子。
そして最後には、幼いころより、デスと一体化し、過酷な運命を一人で背負ってきた主人公を心から認める順平は、この先も友達であることを確認。
思えば順平は、ときに主人公に嫉妬し、滅びを前に取り乱し、その感情をぶつけてしまったこともある。
しかし、そうした心根をさらけ出し、ぶつかってきたのも順平だたひとり。
最も、人間の弱さを見せ、それでも最後は乗り越え、ここまでやって来たからこそ、主人公の辛さや、気持ちを知ることが出来たのだろう。
今回、順平は初めて真っすぐ主人公に向き合い、本当の意味で対等に付き合える友達になった気がする。