激安スーパーで遭遇した「異国の刺客」。ロンドンソフトケーキとの遭遇

いつもお世話になっている激安スーパーの洋菓子コーナーをパトロール中、おっさんの「珍品ハンター・アンテナ」が、かつてないほどの違和感を捉えました。今回手に取ったのは、エフエルジャパンが輸入するマレーシア原産の菓子、「ロンドンソフトケーキ(チョコ)」です。
「!!……なんだこれは! パッケージに描かれたパンダが、実にあどけなくて可愛いじゃないか。だが、漂うこの独特の『海外製オーラ』は何だ……?」
裏面を見て納得。原産国はマレーシア。どことなく国内メーカーのデザインとは一線を画す色使いとキャラクターの造形。これが違和感の正体でした。しかし、マレーシア産のソフトケーキなど滅多に口にする機会はありません。期待と、少しの「未知の味への恐怖」を胸に、おっさんはその一箱をレジへと運びました。


封を切って絶句。パッケージのパンダは「どこへ消えた?」



帰宅し、さっそく「パンダとの対面の儀」を執り行いました。まずは箱を開け、しっかりと個別包装されていることに一安心。
「!!……よし、最低限の衛生管理は合格だ。さあ、愛しのパンダくん、おじさんの前に姿を見せておくれ!」
ところが、封を切った瞬間に現れたのは、おっさんの想像を絶する「異形」の姿でした。
「……ふむ。なるほど。……いや、待て! パンダはどこだ!? そこに転がっているのは、全身がただひたすらに茶色い、正体不明の塊じゃないか!(笑)」
パッケージの可愛らしい白黒のパンダはどこへ行ったのか。目の前にあるのは、パンダかどうかも判別がつかない、ただの楕円形のソフトケーキ。 「……素晴らしい。もしこれが国内メーカーの商品なら、もう少しイメージに寄せる血の滲むような努力をするはずだ。だが、このケーキは違う。購入者の『想像力』という名の丸投げに、全幅の信頼を置いているんだな(苦笑)」

迷いなき断罪。パンダの再現度が生んだ「躊躇なき一刀両断」

あまりの再現度の低さに、おっさんの心は一瞬にして冷徹なレビューモードへと切り替わりました。
「!!……素晴らしい。このパンダもどきの造形のおかげで、半分にカットすることに一切のためらいを覚えなかったぞ。ある意味、ブロガー思いの親切設計だな(笑)」
恒例のハーフカットを敢行。中身を覗いてみると、これまた期待を裏切らない(?)展開が待っていました。 「……ふむ。なるほど。中には何も入っていない。外側と同じく、ひたすら一色の茶色が広がっているだけだ。チョコクリームも、ソースも、驚きも、そこには何一つ存在しなかったぞ」
さあ、鑑賞……いや、検証はここまでだ。いよいよ、マレーシアの職人が導き出した『ソフトケーキの限界』を実食しようじゃないか。
「パサつきの旋律」と、ココアパウダーが奏でる虚無の抱擁

いざ、正体不明の茶色いケーキを大きく一口。 その瞬間、おっさんの口の中で「乾いた衝撃」が幕を開けました。 「!!……なんだ、この食感は! まるで砂漠の風に吹かれたような、驚異的なパサパサ感じゃないか!」
まず舌を襲ったのは、単調すぎる味付けです。
「……ほう。なるほど。どこを噛んでも、どこを舐めても、ひたすらに安価なココアパウダーの風味しかしてこない。生地のキメも粗く、喉を通る瞬間に水分を全て持っていかれるこの感覚……。まるで、生まれて初めてお菓子作りをした人が、分量を間違えて焼き上げたようなレベルだぞ(苦笑)」
日常的に、しっとりふわふわ、かつ繊細な甘みを追求する日本メーカーの洋菓子を食べている私たちにとって、このクオリティはあまりにも衝撃的です。 「!!……素晴らしい。……と言いたいが、ごめんなさい。お世辞にも『美味しい』とは口が裂けても言えない。レベルの低さというか、文化の壁というか、そんな深淵を感じさせる出来栄えだ」
おっさんの「二度目はない」リスト入り。海を越えた期待の果てに
期待を裏切らない「パッケージのイメージ詐欺」、そして期待を遥かに下回ってきた「ケーキとしてのポテンシャル」
「……ふむ。これはもはや、単なるお菓子ではないな。海外の『イメージと実物は異なります』という表記の重みを、身を以て教えてくれる教育的資材だ」
エフエルジャパンさんが輸入したこの一箱。マレーシアの地で、パンダを夢見て焼き上げられた(かもしれない)情熱。しかしそれは、おっさんの味覚からすれば、パサパサの生地とココアの香りに塗りつぶされた、虚無の記録にしか映りませんでした。
「!!……エフエルジャパンさん、厳しいことを言うようだが、日本のお菓子レベルは高すぎるんだ。このケーキがその牙城を崩すには、あと100年ほど早かったかもしれないな(笑)」 おっさんは、空になった(あるいは飲み込むのに苦労した)ケーキの香りを忌々しそうに振り返りながら、次なる「誰もが手放しで納得できる、しっとり柔らかな本物のケーキ」を求めて、再び激安スーパーの棚の深淵へ想いを馳せるのでした。
迷わず(慎重に)スルー?「ネタ」を求める人以外は要注意
結局のところ、本当に優れた洋菓子は、一口食べた瞬間に「もう一個食べたい」と思わせてくれるものだという真理を、この「ロンドンソフトケーキ」は反面教師として教えてくれました。 「……ふむ。パンダの誇り(の欠片もない)、パサパサ生地の輝き、そしてココア一色の旋律。この不協和音、一度体験すれば、あなたも日本のコンビニスイーツの偉大さに感謝することは間違いないぞ(笑)」
おっさんの個人的な感想としては、特に「しっとり濃厚なチョコケーキを期待している」あなたには、このマレーシアの洗礼は避けることを強くお勧めしたい。日常のティータイムを、ただただ水分を欲する過酷な時間に変えてしまう。そんな、悲しい(そして驚くほどパンダではない)手応えを感じさせてくれる一品でした。
エフエルジャパンのロンドンソフトケーキ(チョコ)、この「可愛らしいパンダのイラスト」に隠された、驚愕の低クオリティという真実を、あなたも知っておくべきかもしれません。一口食べれば、おっさんが「二度と買うことはない」と苦笑いした意味が、乾いた喉と共に理解できるはずですよ!