お菓子コーナーで放たれる「静かなる威風」。和のチョコパイとの遭遇

スーパーの菓子コーナーをパトロール中、おっさんの「和モダン・アンテナ」が、ひときわ落ち着いた、それでいて凛とした佇まいのパッケージを捉えました。今回手に取ったのは、ロッテが放つ期間限定の自信作「和のチョコパイ<抹茶黒みつ>」です。
「ほう、辻利一本店の宇治抹茶に沖縄産黒糖か。ロッテさん、おっさんのいつものおやつタイムを、一気に京都の老舗茶屋に変えてくれるつもりだな」
「和の美味しさを1個に閉じ込めた」という力強いコンセプト。通常のチョコパイよりもクリームを増量しているという情報に、甘いものには目がないおっさんの期待は、静かに点てられた抹茶のように細やかに、かつ高まってきました。期待と探究心を胸に、一箱をレジへと運びました。

●「辻利一本店」宇治抹茶を使用したクリームと沖縄県産黒糖使用黒蜜ソースをしっとりとしたケーキ生地でサンドして、チョコレートでコーティング。和の美味しさを1個のチョコパイに閉じ込めました。
●通常のチョコパイより、クリーム量を増量することで満足感のある味わいをお楽しみいただけます。


断面に宿る「抹茶の平原」。行方知れずの黒蜜ソースを追う



帰宅し、さっそく「和の儀」を執り行いました。今回はパッケージでも推奨されていた通り、冷蔵庫でキンキンに冷やしてから頂くことに。
個包装から取り出した姿は、長年愛されている安心の「チョコパイ」そのもの。しかし、その内側に秘められた和の魂を暴くべく、恒例のハーフカットを敢行しました。
「素晴らしい。鮮やかな抹茶クリームが、増量という言葉に嘘偽りなく、ぎっしりとサンドされているじゃないか」
しかし、ここで一つの疑問が。 「ふむ。なるほど。抹茶の存在感は圧倒的だが……もう一つの主役であるはずの黒蜜ソースが、断面からは確認できないぞ? どうやら、実食してその正体を突き止める必要がありそうだ」
さあ、鑑賞はここまでだ。いよいよ、ロッテが導き出した『チョコパイ的・和の正解』を実食しようじゃないか。
「抹茶の旋律」と、隠れた黒糖が奏でる圧倒的な抱擁

期待を込めて、冷えてパリッとしたチョココーティングごと大きく一口。 その瞬間、おっさんの口の中で「静かなる味の革命」が幕を開けました。
「なんだ、この上品な抜け感は! 想像以上に香りが立っているじゃないか」
まず舌を驚かせたのは、その「香りの重なり」です。
「ほう。なるほど。半分にカットした時点では行方知れずだった黒蜜ソースだが、噛みしめる中で黒糖特有のコクのある風味が、しっかりと顔を出してきた。あくまで主役は抹茶クリームだが、黒蜜が絶妙な風味付けとして、奥行きを演出しているんだな」
甘さの引き算。コーヒーを超えて「日本茶」に寄り添う仕上がり
食べ進めるうちに、おっさんはこのチョコパイが持つ「節度ある甘み」に気づきました。
「素晴らしい。抹茶に黒蜜とくれば、ガツンと甘いものを想像していたが、実際には非常に上品にまとめられている」
チョコパイとしての満足感はありつつも、甘さは控えめ。
「ふむ。なるほど。これはコーヒーや紅茶はもちろんのこと、淹れたての熱い日本茶にも完璧に寄り添う仕上がりだ。クリームが増量されているおかげで、一口ごとの満足度は高い。それでいてクドさを感じさせないのは、宇治抹茶の清涼感と、黒蜜の質の高い甘みが成せる技だな」
気が付けば最後の一口までその芳醇な和の余韻を堪能し、おっさんの心は穏やかな充足感で満たされていました。
リピート確定の「和モダン・エース」。ロッテの職人魂に脱帽
期待を裏切らない「チョコパイとしての食べ応え」、そして期待を遥かに超えてきた「和素材の調和」
「ふむ。これはもはや、単なるチョコパイではないな。宇治抹茶の誇りと黒糖の輝きを、チョコとケーキという舞台で躍らせた、ロッテからの『雅な招待状』だ」
ロッテさんが、この一つに込めた「和の美味しさを閉じ込める」という情熱。それは、忙しい日常の隙間に、一瞬にして京都の古刹で一服しているような、贅沢でエネルギッシュなひとときを運んできてくれました。
「ロッテさん、素晴らしい『和の衝撃』をありがとう。このまろやかで奥ゆかしい余韻、おっさんの『お茶請けストックリスト』の特等席に、力強く刻ませてもらうぞ」
おっさんは、空になった袋に残った微かな抹茶の香りを名残惜しそうに楽しみながら、次なる「誰もが知る定番を、あっと驚く和のクオリティで届けてくれる新作」を求めて、再び菓子コーナーの深淵へ想いを馳せるのでした。
迷わずカゴへ!「抹茶」と「大人の甘さ」を愛するすべての人へ
結局のところ、本当に優れた和洋折衷スイーツは、一口食べた瞬間に「日本人で良かった」と笑顔にさせてくれるという真理を、この「和のチョコパイ」は教えてくれました。
「ふむ。宇治抹茶の誇り、黒蜜の輝き、そしてクリーム増量の旋律。この三位一体、一度体験すれば、あなたもこの『緑の誘惑』から逃れられなくなることは間違いないぞ」
おっさんの個人的な感想としては、特に「甘すぎるお菓子は卒業したけれど、和の濃厚な風味とリッチな満足感は譲れない」と感じているこだわり派のあなたに、この雅な洗礼を味わってほしい。日常のブレイクタイムを一瞬にして、贅沢が躍る至福のひとときに変えてくれる。そんな、確かな(そして驚くほど上品な)手応えを感じさせてくれる名作でした。
ロッテの和のチョコパイ<抹茶黒みつ>、この「深緑のパッケージ」に隠された大きな情熱を、あなたもぜひ体験してみてください。一口食べれば、おっさんが「日本茶にも合いそうだ」と太鼓判を押した意味が、幸せなくちどけと共に理解できるはずですよ。