ウイスキー香る、大人のための贅沢チョコレート体験
北海道・小樽発の人気スイーツブランド「LeTAO(ルタオ)」より、特別なチョコレートをお取り寄せしました。
その名も「ロイヤルモンターニュ竹鶴」
ウイスキーとチョコレートが融合したこの商品は、自分用というよりも、今回は家族へのプレゼントとして購入したものですが、その気品ある佇まいと、奥深い味わいに、思わず筆を執らずにはいられませんでした。
商品特徴
まろやかな口どけのミルクチョコレートに竹鶴ピュアモルトをブレンドしました。芳醇なウイスキーの香りとミルクのまろやかな甘さをお楽しみください。
箱のサイズ以上の“風格”を放つパッケージ
楽天市場で購入した商品が届いた瞬間、その存在感にまず驚かされました。
パッケージのサイズ自体は、縦横11cmほどで決して大きくはないものの、箱全体に漂う「只者ではない感」。
竹鶴という名にふさわしい、どこか威厳さえ感じる雰囲気がありました。まるで、静かにそこにあるだけで空気が引き締まるような…。
お酒をほとんど嗜まない私でも、思わず背筋が伸びるような気持ちになります。
美しき三角錐──チョコレートにも“様式美”を
ふたを開けると、整然と並べられた三角錐型のミニチョコレートが9つ。
そのフォルムはまさに“山”そのもの。
まるで雪山のように、整った美しさと凛とした気高さを感じます。
さらに、透明なプラスチックのカバーで丁寧に保護され、その上には、あの雪見だいふくでもおなじみの小さなスティックが添えられています。
おそらく、手で掴むことなく、スティックを使っていただくのが“作法”なのでしょう。
いただく際にも儀式のような緊張感
記事にする以上、家族への贈り物ではありますが、1つだけいただいてみることに。
せっかくなので、用意されていたスティックを使って、優雅に刺してみます。
…が、これがなかなかの手強さ。
簡単に「すっ」と刺さるのかと思いきや、意外にも中々の固さで、しっかりと力を込めないと入りません。
お上品な世界にも、ちょっとした“戦闘力”が求められるのかと妙な発見をしました(笑)
口に含んだ瞬間、世界が変わる
そして、いよいよひと口。
サイズは控えめながら、口に入れた瞬間、濃厚なウイスキーの香りがふわっと広がります。
まるで、チョコレートの中に小さな“竹鶴の世界”が封じ込められているかのよう。
そして驚いたのは、スティックでは感じたあの硬さが嘘のように、口どけは非常に滑らかで上品。
ほろりと崩れ、チョコの甘さと竹鶴ピュアモルトの芳醇な香りが重なり合い、深い余韻を残していきます。
お酒を日頃から飲まない私でも、その美味しさと香りのバランスの良さには納得。
これは、甘いものが好きな方にも、お酒が好きな方にも満足してもらえる逸品だと感じました。
粉末酒の使用で、上品に楽しむ“お酒気分”
なお、このチョコレートに使用されているのは液体のウイスキーではなく、“粉末酒”とのこと。
そのため、アルコール感はありながらも、きつすぎず、ほんのりとした香りと風味がメイン。
お酒が苦手な方でも楽しみやすい一方で、香りをじっくり味わいたいという方にはやや物足りなく映るかもしれません。
とはいえ、“チョコでお酒気分”を味わえるこのスタイルは、日常に少しだけ非日常を加えたい時にぴったりです。
小さな一粒に、誇りが宿る
ルタオの「ロイヤルモンターニュ竹鶴」は、サイズ的にはとてもコンパクト。
ですがその一粒に詰まった品質、香り、そしてブランドとしての誇りは、間違いなく本物でした。
贈り物としての特別感はもちろん、自分へのご褒美としても申し分のないクオリティ。
「お酒を飲む時間はないけれど、ほんの少し香りを楽しみたい」
そんな大人の願いを叶えてくれる、ちょっと贅沢なチョコレートです。
ルタオと竹鶴、どちらのファンにも自信を持っておすすめできる、上質なスイーツ体験でした。