鳴門金時を贅沢に使用したスイートポテト
先日、親戚の方から「お返しに」と頂いたのが、長崎堂の《心斎橋ぽてと》。名前だけは耳にしたことがあったのですが、実際に口にするのは今回が初めて。
徳島県の契約農場で大切に育てられた“なると金時”を使用しているということで、自然な甘みや香りを存分に楽しめそう…と期待が高まります。
蓋を開けてみると、まず目に飛び込んできたのは、上品なパッケージ。風情ある和の雰囲気に包まれていて、ちょっとした贈り物にもぴったりな印象です。
特に、赤く際立った「鳴門金時」の文字が印象的で、このお菓子の主役がしっかりと伝わってきます。
まるでお月様のような、癒し系スイートポテト
包装から取り出して、思わず笑顔に。
「スイートポテト」と聞くと、俵型や舟型を思い浮かべる方も多いと思いますが、この心斎橋ぽてとは、コロンと丸みを帯びた形。
まるで満月のような、やさしいフォルムで、見ているだけで何だか心がほっこりしてきます。
その可愛らしい見た目もさることながら、手に持ったときの重みもしっかり。サイズ自体は控えめなのに、詰まった中身を感じさせる重量感に期待が膨らみます。
食べて実感、なると金時の素直な美味しさ
ひとくち食べて、まず驚かされるのは、その素朴さ。
甘さは控えめで、余計な加工を施さず、なると金時本来の自然な甘みと香りを引き立てています。
派手さやインパクトで勝負するお菓子ではなく、じんわりと心に染み入るような美味しさ。まるで、焼き芋を丁寧に裏ごしして、そのままお菓子に仕立てたかのような、ホクホクとした食感も印象的です。
1個で感じる満足感は想像以上。サイズに比べてずっしりと中身が詰まっているため、「小ぶりなのに、しっかりお腹にたまる」…そんな満足感のある一品でした。
心が和む、贈り物にもぴったりな味わい
今回は頂き物として初めていただきましたが、次回は自分用にも購入したいと思える内容でした。
お芋好きの方にはもちろん、派手さよりも丁寧な味わいを大切にしたい方にこそおすすめしたいスイートポテト。
季節のご挨拶や手土産にもぴったりの、そんな温かみのあるお菓子でした。
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