ベーカリーコーナーで遭遇した「秋の味覚の主役級」

スーパーのパン棚をパトロール中、私の「さつまいも・アンテナ」が激しく反応しました。今回手中に収めたのは、近畿圏を中心に信頼の厚いメーカー、オイシスの「ごろごろおいものデニッシュ」です。
このパン、とにかくパッケージから伝わってくる「おいも満載感」が半端ではありません。さつまいもが大好物なおっさんとしては、もはや衝動を抑えきれず、吸い寄せられるようにカゴへ入れてしまいました。
メーカーがオイシスとくれば、味のベースについては確かな安心感がありますが、肝心なのは「商品名に恥じない内容かどうか」です。期待を最大限に膨らませつつ、期待を込めてレジへと運びました。

黒ごま入りデニッシュにさつまいもあんとおいもダイスをトッピングしました。

構造の検証。黒ごまデニッシュと「贅沢なダイス」の布陣


帰宅し、さっそく「黄金色の休息」を始めます。 袋から取り出してみると、改めてトッピングの豪華さに圧倒されます。
ベースとなっているのは、黒ごまを練り込んだデニッシュ生地。その上にはさつまいもあんが敷かれ、さらにメインディッシュである「おいもダイス」が、これでもかとばかりに配置されています。
「素晴らしい。一目見ただけで分かる、このダイスカットされたさつまいもの存在感。オイシスさん、私のさつまいも愛をどれほど優雅にエスコートしてくれるのか見せてもらおうじゃないか」
表面にはシロップがかけられており、光を反射してキラキラと輝いています。さあ、鑑賞と構造のチェックはここまで。いよいよ実食へと移りましょう。
実食!「おいもが奏でる重厚な旋律」と生地の心地よいアクセント
贅沢に大きく一口、頬張ってみました。 その瞬間、私の口の中で「さつまいものビッグバン」が幕を開けました!
「美味しい! 思っていた通り、いや、それ以上に『おいも』が攻めてくるじゃないか!」
まず驚かされたのは、やはり主役であるおいもダイスのボリュームです。噛み締めるたびに、さつまいも特有のほっこりとした甘みと、確かな食べ応えが口いっぱいに広がります。これはさつまいも好きには堪らない満足感です。
デニッシュ生地は、シロップの影響もあってか少し硬めの食感を残しており、それがかえって「食べている」という充実感を生んでいます。生地に練り込まれた黒ごまの香ばしさが、さつまいもの甘みを引き立てる絶妙なアクセントとして機能しており、風味の完成度も非常に高いと言えるでしょう。
満足度の真髄。私が感じた「甘美さと食べやすさのジレンマ」
食べ進めるうちに、このパンが持つ「一点の課題」にも気づかされました。
「ふむ。なるほど。おいもダイス自体にシロップがしっかり絡んでいるため、非常に甘美な仕上がりだが、その分デニッシュ生地側はもう少しシンプルでも良かったかもしれないな」
全体的に甘みがかなり強いため、甘いものに目がない私でも、後半は少しストレートな生地の味が欲しくなる瞬間がありました。また、シロップのデリバリー能力が高すぎるゆえに、食べるときにどうしても手がべとつきやすいのが難点です。個人的には、生地側は食べやすさを重視したプレーンな状態の方が、より「おいも」の良さが際立ったのではないかと感じました。
「私の正直な感想としては、これは単なるデニッシュの枠を超えた、一つの『さつまいも尽くしスイーツ』だ。オイシスが、さつまいもという素材を信じ抜き、このごろごろとしたダイスで完璧な充足感を結実させた、知恵と情熱の結晶だと言えるだろう」
さつまいもの余韻で過ごす、至福のひととき
今回はオイシスの「ごろごろおいものデニッシュ」を徹底レビューしましたが、その名の通り「おいも感」に関しては文句なしの、非常に満足度の高い一品でした。
特筆すべきは、やはり一口目から最後まで持続する「ごろごろとしたさつまいもダイス」の圧倒的な存在感です。手がべとつくという些細な問題はありますが、それを補って余りあるほどの幸福を、この一切れがデリバリーしてくれます。