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本場の味とは違う?テーブルマーク「カオマンガイ風アジアン鶏飯」を食べて分かった現実

投稿日:2023年3月24日 更新日:

冷凍食品でタイの定番料理?「カオマンガイ風アジアン鶏飯」を実食レポ

スーパーの冷凍食品コーナーを覗くと、チャーハンやピラフといった定番メニューに混ざって、時折ハッとするような変わり種のアジアンライスが見つかることがあります。

今回ご紹介するのは、冷凍うどんやパックご飯でもお馴染みのテーブルマークから発売されている【カオマンガイ風アジアン鶏飯】です。

カオマンガイといえば、茹で鶏とその茹で汁で炊いたご飯を特製のタレでいただく、タイの超定番屋台料理。東南アジア系のご飯ものが大好きな人にとっては非常にそそられるネーミングですが、あまり聞き馴染みのない料理名ということもあり、「一体どんな味なんだろう?」と事前に少しだけ調べてから、実際に食べてみることにしました。

手軽に異国情緒を楽しめる一品なのか、それとも……? 今回もおっさんレビュアーの視点から、忖度なしの完全本音で詳しくレビューしていきます!

スイートチリソースや魚醤(ナンプラー)が醸し出すアジアン感

まずは、食べる前にパッケージ裏面に記載されている原材料名をじっくりと確認し、味の設計図をチェックしてみましょう。

  • 【原材料名】 うるち米(国内産)、味付鶏肉(鶏肉、スイートチリソース、植物油脂、しょうゆ、還元でん粉糖化物、砂糖、発酵調味料、おろししょうが、おろしにんにく、香味油脂、サンバルソース、食塩、しょうが汁、粉末状植物性たん白、香辛料、卵白粉)、野菜(ねぎ、しょうが)、鶏肉、植物油脂、魚醤(魚介類)、チキンエキス、おろしにんにく、食塩、砂糖、しょうが汁、香味油脂、しょうゆ、たん白自己消化物、香辛料、酵母エキス/加工デンプン、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロチノイド)、重曹、酸味料、増粘多糖類、香料、〔一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む〕

原材料を見てみると、メインとなる味付鶏肉には「スイートチリソース」や、インドネシアやマレーシアの辛味調味料である「サンバルソース」が使われており、かなりピリ辛で甘酸っぱい味付けになっていることが予想されます。

さらに、ベースのご飯には「魚醤(魚介類)」や「チキンエキス」「おろししょうが」などが練り込まれており、しっかりとアジアンテイストな風味を再現しようとしている姿勢が窺えますね。

お皿に移してラップをかけるだけ!簡単レンジ調理の手順

それでは、さっそく調理を開始していきましょう。冷凍食品らしく、作り方は非常にシンプルで手軽です。

  1. 袋から凍った状態の「アジアン鶏飯」をお皿に丁寧に移していく。

  2. 全体にふんわりとサランラップを掛ける。

  3. 電子レンジに入れて、規定の時間通りに加熱する。

レンジの扉を開けると、エスニック料理特有の異国情緒ある香りがふんわりとキッチンに広がります。そして、出来上がった状態がお皿の上に現れました。

一見すると、ご飯の上にキムチのような赤い物体がコロコロと乗っていますが、これこそが事前にチリソースなどでしっかりと味付けを施された鶏肉です。さあ、期待を胸にスプーンを入れてみましょう。

「カオマンガイ」を名乗るには厳しいボリューム感

出来立て熱々をさっそく一口味わってみます。

「ふむ……。なるほど、味は悪くない変わり種ピラフ。だけど、これはカオマンガイなのだろうか……?」

実際に食べてみた率直な感想としては、「ほんのり生姜の香りを利かせたピラフの上に、細かくカットした鶏肉に甘辛いチリソースを絡めたものを乗っけただけ」というのが、正直な印象でした。

ご飯部分はしょうがやチキンの旨味が染みていて普通に美味しいですし、赤いチリソース味の鶏肉もピリッとしたアクセントになっていて味自体のクオリティは決して悪くありません。

しかし、本場タイの「カオマンガイ」といえば、しっとりジューシーに茹で上げられた大ぶりの鶏肉がドカンとご飯の上に乗っているのが最大の魅力のはず。それに比べると、この商品の鶏肉はあまりにも細切れで、サイズ的にもかなりボリュームダウンしてしまっていると言わざるを得ません。

この寂しいお肉の量で、大々的に「カオマンガイ」という伝統的な料理名を名乗ってしまうのは、おっさんとしては「すこし図々しさを感じさせた」というのが本音です。タレの味わいも、カオマンガイ特有のコクのある大豆ソース(タオチオ)系ではなく、スイートチリソースの主張が強いため、どちらかというと「スイートチリチキンピラフ」と呼んだ方がしっくりくる内容でした。

一度試すのはアリだけど、リピート確定とまではいかない惜しい一品

テーブルマークの【カオマンガイ風アジアン鶏飯】を総評すると、「生姜の効いたライスと甘辛チリチキンの組み合わせは冷凍の変わり種ピラフとして普通に美味しいものの、本場のカオマンガイを期待すると鶏肉の小ささとボリューム不足に肩透かしを食らう、少し名前負けしてしまっているアジアンライス」です。

決してまずいわけではないので、「普段のチャーハンやピラフとは一味違う、エスニック風のご飯を手軽にワンプレートで楽しみたい」という目的で、冷凍庫に一度くらい試しに買ってストックしておく分にはアリだと思います。

ただ、お肉の満足感や本物らしさを追求したい人にとっては、何度もリピートして食べたくなるほどの内容とまでは言えないかな、というのが正直なところです。

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