チョコフレーク再評価の流れに乗って

先日、久しぶりに日清シスコの通常版チョコフレークを購入したのですが、そのあまりの美味しさと食べやすさに改めて感動してしまいました。サクサクした食感とチョコのハーモニーは、まさに時代を超えて愛される完成された味わいですよね。
その感動が冷めやらぬうちに、スーパーで見つけてしまったのが今回の主役「チョコフレーク 濃厚仕立て」です。
パッケージには誇らしげに「チョコ掛け量130パーセント」の文字が躍っています。通常版でも十分にチョコを感じられるのに、そこからさらに30パーセント増量とは。一体どれほどの濃厚さが待ち受けているのか、期待に胸を膨らませて購入しました。

チョコレートを「チョコフレーク」と比較して30%増量した「チョコフレーク 濃厚仕立て」が、食べたい分を食べたい時に食べられる便利なチャック付きスタンドパックになりました。マイルドなコクのガーナ産カカオと華やかな香りのエクアドル産カカオをブレンドした、新配合の“Wブレンドカカオチョコレート”で、より一層カカオのコクと香りがアップした、濃厚仕立てのチョコスナックです。


ユーザビリティの高さ:チャック式の安心感

実食の前に、まず評価したいのがパッケージの仕様です。 この濃厚仕立てバージョンも、便利なスタンドパックのチャック式を採用しています。
私は一度に全部食べ切らず、小分けにして少しずつ楽しむタイプなので、このチャックがあるかないかは死活問題です。最後までフレークのサクサク感を損なわず、チョコレートの品質も守ってくれるこの設計は、日清シスコさんの変わらぬ優しさを感じます。
さて、準備が整ったところで、いよいよ130パーセントの世界へ足を踏み入れてみましょう。
実食検証:30パーセントの増量は体感できるのか

袋を開けてみると、見た目的には通常版よりも少しチョコの層が厚いような、どっしりとした風格を感じます。
つい最近通常版を食べたばかりなので、私の舌にはその感覚が鮮明に残っています。その記憶を頼りに、一枚、また一枚と口に運んでみました。
まず素直な感想として出てくるのは、「やっぱり日清シスコのチョコフレークは裏切らない」という事実です。子供からお年寄りまで誰もが笑顔になれるような優しいコーンフレークの食感。そこに合わさるたっぷりのチョコレート。これだけで、おやつの時間としてのクオリティは最高峰と言えます。
しかし、今回の本題である「濃厚仕立て」としての違いはどうでしょうか。
正直に申し上げますと、はっきりと「これは別次元だ!」と感じるほどの劇的な濃厚さの差は見出せませんでした。
贅沢すぎる通常版という「壁」
なぜ違いが分かりにくかったのか。その理由は、濃厚仕立ての力不足ではなく、むしろ通常バージョンの完成度が高すぎることにあります。
通常版の時点で、すでにチョコレートの味わいを十分に楽しめる贅沢な仕様になっているのです。フレークの一枚一枚にしっかりとチョコがコーティングされており、食べた時の満足感は最初から非常に高い。
そこに「30パーセント増し」という数字を乗せられても、元が優秀すぎて、舌がその差を贅沢な悩みとして処理してしまっているような感覚です。
もしこれが、ベースのチョコを変えてホワイトチョコレート掛けにしたり、あるいはビター感を極限まで高めたダークチョコ仕様だったりすれば、差別化や味わいの輪郭もはっきりしたのでしょう。しかし、同じ方向性のチョコを増量するだけでは、感動の振れ幅としては少し小さかったかもしれません。
結論:あなたが選ぶべきはどちらのチョコフレークか
今回の濃厚仕立てを食べて出した私の結論は、以下の通りです。
少しでも、たとえわずかな差であっても、より濃いチョコレートの余韻を追い求めたいという方。あるいは、今日は自分へのご褒美として一番リッチなものを選びたいという気分の時。そんな方なら、間違いなくこの「濃厚仕立て」一択となるでしょう。
一方で、私のように「通常版でもう100パーセント満足している」というプレイヤーにとっては、わざわざ探し回ってまで買い求めるほどの決定打には欠ける、というのが本音です。通常版で十分に完成された幸せを得られるからです。
決して美味しくないわけではありません。むしろ、チョコフレークとして最高クラスの美味しさであることは間違いありません。ただ、通常版がそれほどまでに偉大だったということを、再認識させられる結果となりました。
日清シスコさんのチョコフレーク愛は、130パーセントになっても揺るぎないものでした。皆さんも、ぜひ通常版と食べ比べて、自分の舌が30パーセントの差をどう感知するか試してみてはいかがでしょうか。