歴史的コラボ!ベビースターと餃子の王将が手を組んだ

お菓子売り場で思わず二度見してしまうような、インパクト抜群のパッケージに出会いました。発売から60年を迎えた国民的スナック「ベビースター」と、創業50周年を迎えた中華の殿堂「餃子の王将」がタッグを組んだというのです。
私にとって餃子の王将は、子供の頃に家族で外食と言えば真っ先に名前が挙がった、思い出深い場所。大人になった今でも、あのリーズナブルで安定感のある味には定評があり、ちょくちょくとお世話になっています。
そんな馴染みの深い両者が、期間限定でコラボ商品を出したとなれば、スルーするわけにはいきません。今回はいくつかあるコラボラインナップの中から「ドデカイラーメン(鶏の唐揚味)」をピックアップしてレビューします。

『餃子の王将』特製スパイス「王将マジックパウダー」がかかった「鶏の唐揚」をイメージし、唐揚の旨味と風味が口に広がる一品に仕上げました。


開封:鼻をくすぐる「濃すぎる」香りの正体

袋を手にした瞬間から、ただならぬ期待感に包まれます。餃子の王将の「鶏の唐揚げ」と言えば、ジューシーで香ばしく、特製の魔法の粉(王将の特製塩)を付けて食べるのが最高に美味しい名脇役です。
期待を込めて、いざ開封。
その瞬間、部屋の中にめちゃくちゃ濃い香りが充満しました。 ただ、ここで少し困ったことが。この香りが、果たして自分のよく知っている「鶏の唐揚げ」の香りなのかと問われると、首を傾げてしまうような、独特のジャンキーで強烈な匂いなのです。
これは、実際に食べてみないことには真価が分かりません。
サイズ感とボリューム:大人向けのドデカイ仕様

中身を取り出してみると、さすがはドデカイシリーズ。一つ一つのピースが非常に大きく、食べ応えのあるサイズ感です。
この大きさは、一口で食べた時の満足感に繋がりますが、その一方で小さなお子様には少し食べにくいかもしれないという印象も受けました。形状的にも、じっくりと噛み締めて味わう、いわば「大人向けのベビースター」といった立ち位置なのかもしれません。
さて、肝心なのはここからです。王将の鶏の唐揚げという、あの唯一無二の味わいがどこまで再現されているのでしょうか。
実食レビュー:想像を遥かに超える「しょっぱさ」の襲来
意を決して、大きな一枚を口に放り込んでみました。
「……うん、なんだろう。とにかく、しょっぱい!」
これが率直な第一感想でした。 もちろん、ベビースター自体の美味しさは健在です。しかし、今回の鶏の唐揚味に関しては、ベビースター本来の醤油の風味と、唐揚げを再現しようとした味付けがケンカをしてしまったのか、かなり塩気が前面に押し出されています。
期待していた「鶏の旨味」や「唐揚げ特有の香ばしさ」を感じるよりも先に、強烈なしょっぱさが舌を支配してしまいます。ベビースターの生地自体の主張が強すぎるため、唐揚げの繊細な風味(と言っていいのか分かりませんが)が入り込む余地が、ほとんど残っていないように感じられました。
正直なところ、お皿に少し出した分を食べ切るだけで、口の中が塩分でいっぱいになってしまいました。普段ならパクパクと手が止まらなくなるはずのベビースターですが、今回は数口でトーンダウンしてしまったのが本音です。
活用シーンの考察:お菓子としてか、おつまみとしてか
私のような「お菓子」として楽しもうとしたおっさんにとっては、この味の濃さは少し過剰だったかもしれません。しかし、視点を変えれば評価も変わるはずです。
もしこれが、キンキンに冷えたビールと一緒に楽しむ「おつまみ」だったとしたらどうでしょうか。 これくらいパンチの効いた濃い味付けであれば、お酒がどんどん進む強力な相棒になる可能性を秘めています。お酒を嗜む方々であれば、この「ストロングな塩気」こそが正義であると感じるかもしれません。
逆に、午後のおやつとしてお茶と一緒に楽しむには、少し覚悟が必要なほどの濃厚さであると言えます。
結論:王将への愛は変わらないけれど
創業から半世紀、庶民の胃袋を支え続けてくれる餃子の王将には感謝の念しかありません。今回のコラボ企画自体も、ファンとしては非常にワクワクさせられる楽しい試みでした。
ただ、こと「ドデカイラーメン 鶏の唐揚味」に関しては、私個人の舌には少し濃すぎたようです。王将の店舗で食べる、あの揚げたての唐揚げの絶妙なバランスを再現するのは、やはり至難の業なのかもしれません。
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王将のメニューが大好きで、とにかく濃い味を求めている方
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お酒のあてに、最高にパンチの効いたスナックを探している方
こうした方には、ぜひ一度この歴史的コラボを体感していただきたいです。
私は今回の経験を糧に、次回はもっとマイルドな、あるいは別の王将メニュー(例えば炒飯や餃子味)の再現に期待しながら、まずは一杯のお茶で口の中をリセットしたいと思います(苦笑)。
王将への愛は、一回のしょっぱさでは揺らぎませんから。また店舗の方にも、本物の唐揚げを食べに行こうと思います!
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