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ファークライ熱に火がついて購入!
以前にこちらのブログでも書かせてもらったファークライ4
久しぶりにプレイしたことで、自分の中にあるファークライ熱に火が付き、その勢いで、上記のファークライプライマルを購入。
そして、先日に無事クリアしたので、プレイしてみての感想などを綴っていこうかと思う。
時代設定が変わってもファークライらしさは健在!
当初、プライマルへの印象は、ファークライシリーズの中でも異色な作品というものだった。
上の写真でもお分かりの様に、時代設定そのものが全く違う。
いわゆる原始時代を舞台としており、それに伴って、銃器メインで戦うスタイルからの変更に大きな不安もあったのだ。
銃器の代わりに用意されているのは、メイン武器の弓矢に、槍とこん棒と言った具合だ。
まさに原始人よろしくな装備品で戦っていくことになる。
(ゲームを進めていけば、かなり面白く、便利な武器も使えるようになる)
従来のファークライシリーズでは、弓の癖がある操作に苦手意識を持っていたが、プライマルではこれまでの銃器の様に素直な操作性に改良され、とても使いやすかった。
気が付けば、敵や獣に対し、弓を構えることの楽しさで夢中になっていた(笑)
プレイし続ければ、根幹となっている面白さは、これまでのシリーズと共通している事に気づく作りとなっている。
ビーストマスターで動物もお友達!
原始時代になり、世界観などの様相に変化はありつつも、やはりファークライらしさはあらゆるところに息づいている。
例えば、いまやシリーズでも欠かせない動物たちも健在である。
相も変わらずリアルな挙動と獰猛さで、脅威として活躍してくれる(笑)
一方、今作での目玉システムである、ビーストマスターにより、動物を仲間にすることが可能となっている。
動物たちは手懐けることで、プレイヤーの指示に従い敵を攻撃したり、指定の場所へ移動させ、敵の目を引きつけるなどができる。
さらに一部の動物では、その身にまたがり広い大地を駆け巡るという、ターザンさながらを楽しむことが出来るなど、エンジョイプレイ派にも楽しめる仕様。
右上画面に映っている動物が仲間に出来る種類だ。
動物にはパワー、スピード、ステルスと、それぞれの能力があり、その個性を戦略やプレイスタイルに活かした遊び方が出来る。
そんな魅力あふれる動物たちの中でも、梟は特筆するものがあった。
まず梟は、常に行動を共にする動物たちと違い、呼び出すことでプレイヤー自らが操作できるようになっている。
そして、上空から敵地の偵察からかく乱、暗殺まで実行できてしまうのだ。
あまりの万能性に最終ステージでも頼らせてもらったほどだ。
ファークライらしからぬ、熱くさせてくれる物語と登場人物たち
ファークライシリーズと言えば、一般常識や良識では語る事の出来ない、登場人物たちも魅力の一つだ。
当然、今作でも記憶にガツンと叩き込まれるような面々が登場した。
ただ、従来のシリーズと比べてプライマルでは、物語性がしっかりとした形で描かれており、それに伴い登場人物たちも、プレイヤーとの関わりによって変化や成長なども描かれているのが印象的だった。
初めての仲間で、その後、ヒロイン的な立場になる女性や、
いかにもファークライという強烈なインパクトをもった男もいたり、
敵として死闘を繰り広げた後に、仲間になる者もいる。
もちろん、プレイヤーの前に立ちはだかる敵も、一度会ったら簡単に忘れられない面々が登場し、物語を盛り上げてくれる。
やりこみ要素も多く、納得の面白さ!
シリーズ恒例の育成システムも健在。
キャンペーンミッションやサブクエストなどをこなし入手した経験値でスキルを獲得できる。
これまでは、主人公がひとり超人的な成長を遂げていく体だったが、今作では仲間を成長させて、それを伝授していくという流れになっている。
ファークライ最大の魅力と言えば、広大なマップ。
ファークライ4でも満足なレベルだったが、プライマルはそれを超えるボリュームだった。
原始時代という背景こそ異質さを感じさせるが、プレイしてすぐに、
(あっ、いつも通りのファークライだ)
と言う気持ちにさせてくれる安定感がそのまま面白さに直結していた。
原始版の基地攻略もあれば、解放後はファストトラベルとして活用できるなど、時代背景は古くても、当然、システムは洗練されたものになっており、ゲームを進行する中で不自由さを感じる事はなかった。
また、従来のファークライシリーズでは、エンディングに対して賛否あるものが多いが、プライマルは物語性が高いので、個人的にはこれまで遊んできた中でもスッキリしたし、ニヤリともさせられた。
プライマルの成功により、ファークライが世界観や時代背景に縛られない事を証明した。
もちろん、正統シリーズはそのままの良さを生かしながら進化してほしいし、プライマルのような番外的な作品も、また遊んでみたいと思う。
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