SNSで大バズり!不二家の異端児「カントリーマアムじわるバター」をいまさら実食レビュー

日本のクッキー界において、不動の地位を築いている不二家の「カントリーマアム」。外はサクッ、中はしっとりとした独特の食感で長年愛され続けている大定番ですが、ここ最近、その伝統的なイメージを覆すような尖ったフレーバーが度々登場し、ネット上を騒がせています。
その中でも、SNS界隈を中心に「濃厚すぎてヤバい」「悪魔の食べ物」とまで称され、凄まじい話題性を誇ったのが【カントリーマアムじわるバター】です。
世間の大ブームからは随分と遅れてのスタートとなってしまいましたが、巷の熱狂的な噂を耳にして「これはおっさんとしても一度は食べておかなければ!」と思い立ち、ついに購入。一体どれほどバターが“じわる”のか、実際に食べて分かったその驚異のクオリティを、忖度なしの本音で詳しくレビューしていきます!
原材料のチェック:これぞ大盤振る舞い!バターの配合量に驚く贅沢な並び
まずは、この爆発的な濃厚さを支えているパッケージ裏面の原材料名を詳しくチェックしてみましょう。ここに、普通のクッキーとは明らかに違う「じわる」の秘密が隠されています。
-
小麦粉(国内製造)、砂糖、異性化液糖、卵、バター、植物油脂、粉末状小麦たん白、全粉乳、食塩、卵黄(卵を含む)
-
加工デンプン、乳化剤(乳・大豆由来)、膨脹剤、香料、安定剤(キサンタン)、カラメル色素
原材料を見て驚かされるのは、主役である「バター」の記載順の早さです。小麦粉や砂糖、卵といった基本素材のすぐ後ろ、植物油脂よりも前に堂々と「バター」がクレジットされています。
通常、この価格帯の量産型クッキーでは、風味付け程度にしか使われないことも多いバターですが、この商品では文字通りの主役級として贅沢に配合されていることが分かります。さらに「全粉乳」や「卵黄」まで加えることで、バターのコクを極限まで引き立てるような、コク深い濃厚なベースが作られているのです。


大袋にたっぷり13個入り!食べやすいミニサイズの実力



今回購入したのは、みんなでシェアするのにもぴったりな大袋(ファミリーパック)バージョン。パッケージを開けてみると、中には可愛いイラストが描かれた個別包装のクッキーが計13個入っています。
大袋バージョンに採用されているクッキーは、通常のカントリーマアムよりもひと回り小さく仕上げられた「食べやすいミニサイズ」となっています。
筆者は通常の「じわるバター」を単品で食べたことがないため、そちらとの直接的なサイズ比較はできないのですが、実際にこのミニサイズを手に取ってみても、「そこまで極端に小さいな……」と物足りなさを感じることはありませんでした。むしろ、後述するその規格外の濃厚さを考えると、このミニサイズこそが、1回で美味しく食べ進めるために計算し尽くされたベストな大きさであると後から気づかされることになります。
噛んだ瞬間にバターが充満!ほろほろ崩れる独特の口当たり
いよいよ実食です。一粒口の中に放り込み、じっくりと噛み締めてみます。
「じわる」というネーミングから、最初は「後からじんわりとバターの風味が追いかけてくるのかな?」と想像していたのですが、良い意味で見事に裏切られました。
かみ砕くと同時に、まるで決壊したダムのように、口の中の全細胞へ向けて一気に濃厚なバターの風味が充満していくような、凄まじい感覚に襲われます。
これほどまでにバターをたっぷりとしみ込ませているからでしょうか、クッキー自体の質感は、手で持ったり噛んだりした時に「やや崩れやすい(ほろほろとした)」ものとなっています。しかし、これが決してマイナス要素にはなっていません。口の中で優しくほろほろと解け、バターの脂分と生地が一体となって溶けていくような、この商品ならではの「独特の贅沢な口当たり」を生み出しているのです。
この食感に対して「崩れやすくて食べにくい」と不満を言うどころか、「これはこれで最高に美味い!」と完全に好意的になれてしまう。それもこれも、すべては不二家が仕掛けたバターの濃度が、私たちの想像を遥かに超えるレベルで“大盤振る舞い”されているからに他なりません。ミニサイズ1個から得られる濃厚さと満足度が半端ではなく、おっさんの胃袋と脳を一瞬で満たしてくれました。
SNS熱狂の実力は本物!早期の再販を強く望む
不二家の【カントリーマアムじわるバター】を総評すると、「カントリーマアムのしっとり食感という DNA を活かしつつ、限界までバターを限界突破させて染み込ませた、1粒で至福の満足感が得られる傑作リッチクッキー」です。
ブームから遅れての体験となりましたが、当時SNS界隈であれほどまでに大きく取り上げられ、お菓子好きたちがこぞって絶賛していた経緯にも、今なら100%納得がいきます。
ただ、本当に唯一にして最大の難点を挙げるとすれば、「現在ではすでに製造終了(生産終了)となってしまっている点」です。これほどまでの神クッキーがお店の棚から消えてしまっているのは、本当に惜しいとしか言いようがありません。一過性のブームで終わらせるにはあまりにも惜しいクオリティですので、メーカーの不二家さんには、ぜひとも大袋・単品ともに、早期の「レギュラー再販」を強く期待したいところです。
まとめ:復活の時を待て!おやつタイムの概念を変えた唯一無二のバタークッキー
その圧倒的なバターの背徳感と、ほろほろとろける優しい口溶けで、多くの人々のハートを鷲掴みにした「じわるバター」。
もしも今後、スーパーの特設コーナーやドラッグストアの在庫処分、あるいは嬉しい再販決定のアナウンスなどでこの黄色いシュールなキャラクターが描かれたパッケージを見かける機会があれば、それは奇跡的なチャンスです。その際はぜひ迷わず、まとめ買い推奨で手に入れてみてください。