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ソースは本格派、肉は昔ながら?日本ハム「香味野菜デミグラスハンバーグ」を食べてわかった好みの分岐点

投稿日:2022年12月13日 更新日:

手軽におかずを一品プラス!日本ハム「香味野菜デミグラスハンバーグ」を実食

忙しい日の夕食や、お弁当のおかずを手軽にボリュームアップさせたい時に重宝するのが、チルド(レトルト)タイプのハンバーグです。スーパーの精肉売り場や加工食品コーナーには、各メーカーが趣向を凝らした本格的な商品がズラリと並んでいます。

そんな中、今回スーパーで見かけて気になったのが、日本ハムから発売されている【香味野菜デミグラスハンバーグ】です。

王道のデミグラスソースに「香味野菜を加えた」という、一歩踏み込んだこだわりを感じさせるネーミング。お店のような奥深い味わいが手軽に楽しめるのか、それともお馴染みの親しみやすい味なのか。実際に購入し、電子レンジでサクッと調理してその実力を隅々まで確かめてみました。ソースの個性から肉質まで、忖度なしの本音で詳しくレビューしていきます!

原材料のチェック:国産鶏肉ベースの三種肉に、セロリやネギが織りなすソースの調合

まずは、このハンバーグの仕上がりとソースの個性を紐解くために、パッケージ裏面の原材料名を詳しくチェックしてみましょう。

  • 食肉(鶏肉(国産)、豚肉、牛肉)、たまねぎ、パン粉、牛脂肪、粒状植物性たん白、トマトペースト、りんごパルプ、牛スープ、水あめ、豚脂肪、トマト・ピューレーづけ、しょう油、粉末状植物性たん白、砂糖、卵白末、ビーフエキス調味料、ポークエキス、食塩、でん粉、みりん、ぶどう糖、食物繊維、セロリー、にんじん、ねぎ、香辛料、ワイン、オニオンエキス、たん白加水分解物、しょうが、にんにく、ゼラチン、醸造酢、調味エキス、牛乳、ワイン調製品、植物油

  • 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、酸味料、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

メインとなる食肉には、一番最初に「鶏肉(国産)」が記載されており、続いて豚肉、牛肉と3種類の肉がブレンドされていることが分かります。ベースを国産の鶏肉で支えている点に、安心感へのこだわりが見えますね。

そして注目のデミグラスソースの項目を見てみると、トマトペーストや牛スープ、ワインといった定番素材の奥に、「セロリー、にんじん、ねぎ、しょうが、にんにく」といった、まさに香味野菜のオールスターたちがしっかりと名を連ねています。この贅沢な野菜のブレンドが、どのような風味をもたらしているのか期待が高まります。

湯煎だけじゃない!圧倒的なお手軽さの「レンジ加熱」を選択

本商品の加熱調理方法は、お湯を沸かして温める「湯煎」と、袋のまま、あるいは皿に移して温める「電子レンジ」による2種類の方法に対応しています。

今回は、仕事終わりでも極限まで手間を省いてサクッと食べたい時のお手軽さを最優先し、迷わず「電子レンジによる加熱」を選択しました。

レンジをセットして数十秒。あっという間にアツアツのハンバーグが完成するこの圧倒的なスピード感は、日々の暮らしにおいて文句なしにありがたいポイントです。袋を開けた瞬間から、湯気とともにデミグラスソースの豊かな香りが部屋いっぱいに広がり、食欲をそそるセッティングが整いました。

味わい深さを与える香味野菜の個性と、好みを分ける「香り」の注意点

さっそく、たっぷりとソースを絡めてひとくち食べてみました。まずはこの商品の主役とも言える「香味野菜デミグラスソース」の検証です。

一口含んでみると、その味わいの深さに納得させられました。トマトやビーフの旨味だけに頼るのではなく、セロリやネギ、にんじんといった香味野菜がじっくりと溶け込んでいることで、普通のデミグラスソースに比べて格段に奥深いコクと複雑な立体感が与えられています。このソースの仕上がりに関しては、本商品の明確な「個性」であり、ストロングポイントとして見事に成立していると感じました。

ただし、ここで一つ注意しておきたいポイントがあります。 香味野菜をしっかり効かせているがゆえに、ソースからは野菜特有の華やかで独特な香りがかなり強めに伝わってきます。特にセロリなどの香草類が持つ独特の風味がしっかり残っているため、この手の香りが少し苦手な方や、クセのない甘めの王道デミグラスを想像して食べたお子様などにとっては、少し好みが分かれる(人によっては気になる)部分になるかもしれません。本格的だからこそ、一歩人を選ぶニュアンスを持っています。

国産へのこだわりは見えるものの、昔ながらのチルド感

続いて、ハンバーグの本体である「お肉」の仕上がりについて、少し踏み込んだ本音をレポしていきます。

昨今のチルドハンバーグ界隈は進化が凄まじく、袋のままレンジするだけで中から肉汁が溢れ出すような「お店顔負け」のハイクオリティな商品が増えています。そういった最新のトレンドを踏まえてこのハンバーグを食べてみると、正直に言って、肉質に関してはこれと言って特筆すべき感動を見出すことはできませんでした。

原材料にあった通り、ベースとなるメインのお肉に「国産鶏肉」を採用しているその安全性やこだわり自体は非常に高く評価できるポイントです。しかし、いざ口に運んでみると、お肉から溢れ出すようなジューシーさや、肉そのものが持つ強い旨味といったものは特別感じられず、食感も含めてどこか「昔ながらの、お弁当に入っているチルドハンバーグ」の域を脱していないというのが率直な感想でした。

ふんわりとしてはいるものの、肉々しい食べ応えやジューシー感を強く期待していると、やや物足りなさを覚えてしまうかもしれません。

総評:ソースよりもお肉のクオリティにこだわりたい派としての最終結論

日本ハムの【香味野菜デミグラスハンバーグ】を総評すると、「香味野菜の奥深い風味を閉じ込めた本格的なデミグラスソースは一食の価値があるものの、ハンバーグ自体の肉質やジューシーさに関しては昔ながらのスタンダードな仕上がりに落ち着いている一品」です。

ソースの個性的な美味しさが光っているだけに、土台となるお肉のチルド感がより目立ってしまった印象は否めません。

個人的な好みの話になりますが、私はハンバーグを食べる際、かかっているソースの出来栄えよりも、何よりも「お肉そのもののジューシーさや肉汁の旨味」にこだわりたいタイプです。そのため、今回の肉質を考えると、残念ながら「次もリピートして購入したいか」と聞かれれば、私の選択肢としては一歩届かないというのが正直な結論になりました。

まとめ:ソース派やアレンジベース、お弁当のおかずとして活躍する1本

お肉のジューシーさを最優先する方には好みが分かれる結果となりましたが、一方で「野菜のコクが効いた本格的なソースが好き」という方や、「パサつかない優しい食感のハンバーグを、朝の忙しいお弁当作りにパッと活用したい」というシーンにおいては、国産肉の安心感も含めて非常に手堅い役割を果たしてくれる商品です。

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