定番の和風コンビ!ヤマザキ「ランチパック(抹茶あずき)」を実食レビュー

コンビニやスーパーのパンコーナーで、手軽に買えるお馴染みのマストバイ商品といえば山崎製パンの「ランチパック」。これまでにも数々の魅力的な和スイーツ系フレーバーが登場してきましたが、今回ご紹介するのは、相性抜群の鉄板コンビをサンドした【ランチパック 抹茶あずき】です。
「抹茶」と「あずき(粒あん)」という組み合わせは、和菓子やアイスクリームでも定番中の定番。パッケージを見かけた瞬間から、あのホッとするような甘みと渋みのハーモニーを期待してしまいますよね。
しかし、実際に食べてみると、パッケージのイメージとは少し異なる「意外なパワーバランス」が隠されていました。今回もおっさんレビュアーの目線から、その気になる中身の比率や味わいの特徴を本音で詳しくレビューしていきます!

抹茶クリームとつぶあんをサンドしました。

主役はどっち?食べて分かった「粒あん」と「抹茶」のリアルな比率


さっそく袋を開けて、ランチパック特有のふんわりとした白い食パン生地を半分に割って、中身のクリームと餡の様子をチェックしてみましょう。
半分に割って口に放り込んだ瞬間、ある明確なパワーバランスに気がつきます。
「お、これは思った以上に『あんこ』が主役だな……!」
パッケージのネーミングから「抹茶のほろ苦さがガツンと効いた濃厚抹茶パン」を想像していると、少し肩透かしを食らうかもしれません。実際に食べてみた体感としては、全体の「7割〜8割」が粒あんで占められており、残りの「2割〜3割」が抹茶クリームという印象です。
そのため、もしあなたが「とにかく抹茶の風味をメインに、濃厚な渋みやほろ苦さをとことん味わいたい!」という超抹茶派であるならば、正直なところこの商品はあまりおすすめできないかもしれません。
あんこ好きのおっさん大満足!ほんのり香る抹茶が絶妙なアクセント
では、肝心の味のクオリティはどうなのかというと、これが「あんこ好き」の視点に切り替えると一気に評価が跳ね上がります。
ベースとなっているのは、しっかりとした豊かな甘みが色濃く出た、風味が良い王道の「粒あん」です。 抹茶のほろ苦さや上品な風味は、あくまでその粒あんの引き立て役に徹しており、後味に「ほんのり」と優しく香る程度。
ですが、日頃からあんこが大好きな私のようなオッサンからすれば、このバランスが絶妙に心地よいのです。ガッツリ甘い粒あんの中に、隠し味のようにほんの少し抹茶の爽やかな香りと渋みがミックスされているだけで、いつものあんパンとは一味違うワンランク上の満足感をしっかりと味わうことができます。お茶受けとしても非常に優秀な、親しみやすい和の美味しさに着地しています。
欲を言えば、抹茶クリームに「なめらかさ」が欲しかった!
全体的にとても美味しく満足できるクオリティなのですが、1人のレビュアーとして少しだけ欲を言わせてもらうなら、「抹茶クリームの質感」に改良の余地があるかなと感じました。
たっぷりと入った粒あんの存在感がかなり強いため、合わさる抹茶クリームの口当たりがもう少しだけ「とろっと、なめらか」な質感に仕上がっていれば、より食パン生地や粒あんと一体化して、全体の完成度がさらに引き上がったのではないかと思います。
とはいえ、これはあくまで「もっと美味しく食べるなら」という贅沢な要望。リーズナブルに楽しめるランチパックとしてのコスパを考えれば、十分に及第点以上の素晴らしい仕上がりです。
あんパン感覚でペロリ!お茶と一緒に楽しみたい日常のご褒美パン
ヤマザキの【ランチパック 抹茶あずき】を総評すると、「抹茶メインというよりは粒あんがドカンとリードする構成ではあるものの、隠し味的な抹茶の香りが粒あんの甘みを上品に引き立ててくれる、あんこ好き・和菓子好きなら間違いなく満足できる日常系和スイーツパン」です。
朝食としてサクッとエネルギー補給をするのにはもちろんのこと、午後の休憩時間に温かい緑茶やほうじ茶を淹れて、一緒にゆっくりと味わうのにも最高の相棒になってくれるでしょう。