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【本音】なぜ入れた!?新作「薄皮巨峰クリームパン」のゼリーを徹底検証

投稿日:2020年7月22日 更新日:

薄皮シリーズの新たな挑戦!クリーム×ゼリーのハイブリッド

スーパーのパンコーナーで、一際目を引く紫色のパッケージに惹かれて手に取った本商品。

このパンが持つ最大の強みであり、手に取る側が最も期待を寄せるポイント(アイデンティティ)は、やはり「薄皮シリーズ」という確かなブランド力にあります。 しっとりとした薄い生地に、たっぷりのフィリングを包み込む。この完成されたスタイルに、今回は「巨峰ゼリー」という食感のアクセントを足し算するという、かなり大胆な開発を行ってきました。

日々の激しいタスクをこなす合間に、ホッと一息つきたい大人世代にとって、この新しい試みがどのようなドラマを見せてくれるのか。期待を込めて開封していきましょう。

巨峰ゼリー入りクリームを包みました。

安定のしっとり生地!指先から伝わる薄皮の矜持

パッケージから取り出した瞬間、薄皮シリーズ特有の「しっとり・むっちり」とした感触が指先から伝わってきます。

まずファーストインプレッション(外観)として好印象なのが、その生地のクオリティです。 冷やしても常温でも、決してパサつくことなく、まるでケーキ生地のような繊細な口当たりをキープしているのは、流石はヤマザキの技術力。この生地の食感の良さだけで、食べる前から「これはハズレではないだろう」という絶対的な安心感をデリバリーしてくれます。

断面を割って中身を確認すると、鮮やかな紫色のクリームが顔を出します。この時点では、ゼリーの存在はまだ目視では確認しにくいほど、クリームの中にしっかりと溶け込んでいます。

クリームの風味と、ゼリーがもたらす「食感の違和感」

それでは、贅沢に一口大きくがぶりと噛み締めて、本音の味覚検証を開始していきましょう。

「なるほど、クリーム自体の巨峰風味は悪くない。だが……このゼリーの食感は一体どういうことだ?」

一口噛み締めた瞬間に、まず脳が認識するのは、巨峰クリームが持つ甘酸っぱくフルーティーな風味です。リーズナブルなお値段を考えれば、本格的な果実の味わいとまではいきませんが、しっかりと巨峰の個性を感じさせる出来栄えで、これに関しては「合格点」を出すことができます。

しかし、ここからが今回最大の評価の分かれ道(分岐点)です。 クリームを咀嚼するたびに、時折「ぷるっ」とした不思議な弾力が口の中で踊ります。これが件の「巨峰ゼリー」なのですが、残念ながらその存在感は、パンという食べ物の中で調和しているとは言い難いものでした。

ゼリーの弾力が、しっとりとしたパン生地や滑らかなクリームの口当たりを断続的に中断させてしまい、食べていて「ん?」という小さな違和感が拭えません。

パンとしての「一体感」という究極の問い!ゼリーは本当に必要だったのか?

今回、ヤマザキの「薄皮巨峰クリームパン」をじっくりと体験してみて、個人的に深く考えさせられたのは、「パンという食べ物において、食感の調和(シナジー)を崩してまで入れるべき要素は何なのか」という点です。

巨峰の風味を濃厚にするのであれば、ゼリーではなく「濃縮した巨峰ソース」や「ピューレ」を足し算する方が、薄皮シリーズが長年培ってきた「しっとり一体感」を活かせたのではないか……というのが、一人のユーザーとしての本音の感想です。

もちろん、この「ゼリーの食感こそが面白い!」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、薄皮シリーズに私たちが求めているのは、あくまで「口の中で溶け合うような滑らかな満足感」なのです。その観点で見ると、このゼリーは少々挑戦的すぎて、パンとしての美学を少しだけ損ねてしまっているように感じました。

冷やすことでアップデート!ゼリーの違和感を味方につける裏技

もし「ゼリーの存在が少し気になる……」と感じてしまった場合は、自宅で簡単な調整をしてアップデートしてみてください。

※おっさん直伝のカスタマイズ 冷蔵庫で3時間ほどしっかりと冷やしてみてください。 ゼリーが冷えて引き締まることで、常温で食べた時のような「変な弾力」が減り、逆に「冷たい巨峰ゼリー・デザート」として違和感なく楽しめるようになります。冷やすことでパン生地もよりしっとり感が増すので、ぜひ試してみてください。

挑戦心は認める!でも次は「正統派のクリーム」で勝負してほしい

今回、ヤマザキの「薄皮巨峰クリームパン」をじっくりと体験してみて、その人気シリーズだからこそ許される「攻めた開発」を深く見極めることができました。

生地の素晴らしさは間違いなく本物です。だからこそ、その素晴らしい生地とクリームの間に、あえてゼリーという「壁」を作ってしまったことが、本当にもったいない……。

「薄皮シリーズは大好きで、新フレーバーが出るたびに必ず買ってしまう」という熱狂的なファンであれば、このゼリーの挑戦も一つの「アトラクション」として楽しめるでしょう。しかし、純粋に薄皮ならではの滑らかさを求めている方には、少しだけ人を選ぶ商品かもしれません。

スーパーのパンコーナーで見かけた際は、ぜひ今回の「味は悪くないが、ゼリーの食感に好き嫌いが分かれる」という本音の特徴を頭の片隅に置きつつ、ご自身で一度冷やして体験してみてはいかがでしょうか。その上で、「ゼリーはアリか、ナシか」を、ぜひあなた自身の舌で判定してみてください。あなたの感想こそが、この挑戦的パンの本当の評価になるはずですよ。

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